内容説明
オリンピック女子柔道躍進を支えた感動秘話。
女子柔道のオリンピック種目化のために闘ったユダヤ系アメリカ人女性柔道家、ラスティ・カノコギの生涯を描く感動のノンフィクション。彼女がいなければ、女子柔道は20年遅れていたかもしれない……。
「釘になるな、ハンマーになれ」それが、彼女の口癖だった。
幼少期は、差別と貧困のどん底にいた。少女時代は、街でけんかに明け暮れた。全てを擲った最初の結婚も失敗……。そんな彼女を救ってくれたのは、「JUDO」という名のスポーツだった。やがて彼女は、柔道のために、自分の全人生と全財産を懸けた壮絶な闘いに挑んでいく――。
「(日本で)柔道を学ぶうちに、“内に秘めた強さ”というものがあることを知った。……他人に対して何かができることこそ、本当の強さだと知った」(ラスティの言葉より)
「強さ」とは、「力」だけではない。「強い」だけが貴いわけじゃない――。柔道のために孤軍奮闘し続けた、不屈のアメリカ人女性柔道家の知られざる人生の記録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
49
名誉はもちろん、Glass ceilingという意識もない。世の中の理不尽への挑戦!行動力と人柄の賜物、そして”スポンジ”力。1959年のNY州選手権の潔さと決意が印象的。「靴下の穴」や「最期の言葉」が、氏の人柄を如実に描写。柔道を世界に広めた貢献は多大。一方、IOCとIJFなどの閉鎖性には辟易。”時代”で片付けるのではなく、Lessons Learnedとして”変化”への耳を傾ける姿勢だけは持ちたいものだと感じる。2016/08/14
speedbird27
1
女子柔道のオリンピック採用に尽力したラスティさんの伝記。 保守的で慣習を守ることに必死になる日本人では100年くらいかかったことを実現するエネルギーがすごい。 オリンピックで盛り上がるのはいいけど、こういう方への感謝は忘れないようにしよう。2022/02/27
kiho
1
知らなかったことが多々…女子柔道の歴史が、日本でさえ浅かったこと☆尽力したアメリカの女子柔道家、ラスティさんの思いの深さ☆柔道をこれほどまでに愛した女性がいたこと、それを埋もれさせずに伝えてくれたことに感謝!一念を持ち続けた人生に圧倒される。2012/07/16
takao
0
ふむ2025/12/03




