内容説明
夢のアメリカンライフ…なんて誰がいった？ 夫の転勤で始まった親子３人“出たとこ勝負”のアメリカ生活は、「？？？」の連続だった…。
なんで「親子でお風呂」はいけないの？
花見もキャンプも酒が飲めないんだって
「卵かけごはん」がＮＧってどういうこと？
肩まで浸かれない風呂ばかりでどうする
人前で妻をベタ褒めするのはなぜ？ etc.
でも、裏を返せば…アメリカから見た日本人も「？？？」だらけらしい。
生活習慣の違いから教育現場の現実、間違った日本観まで、今のアメリカが手に取るようによくわかる、“抱腹絶倒”の日米比較エッセイ。
「夫への転勤命令で、突然私のアメリカ行きが決まった時、友人たちは言ったもんだ。『いいよね、アメリカ。先進国だから生活楽だし、家広いし、英語ペラペラになるし、“夢のアメリカンライフ”ってヤツじゃん』って。でも、冗談じゃないってば…」（まえがきより）
花見酒に風呂上がりのビール、おいしくて新鮮な和食、肩まで浸かれるお風呂、そしてウォシュレット！「ああ、日本が恋しい…」
彗星のごとく現われた？“とほほエッセイ”の名手、誕生！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mr.lupin
44
アメリカの文化、風習、生活の様子などが、面白おかしく綴ってあるエッセイだった。いや～世界は広いな～ 日本では想像できないような事がたくさんあるな。でも、逆にアメリカから日本をみたら、同じように理解不能な事がたくさんあるんだろうな。何だかこれぞアメリカと言った一冊だった。各コラムの終わりにあるニャンコのイラストも楽しめた。God Bless You! ☆☆☆☆☆2021/05/06
ヨータン
13
面白かった。銃規制はしないのに花火規制ね~。公衆シャワーでは平気で人前でも裸になるのに公衆浴場では裸にならない。こういう普段海外との比較で取り上げないものを取り上げて比較するのは面白かった。2018/02/27
ありんこ
5
駐在妻の著者からみたまさに今のアメリカが分かって興味深かった。海外に行くと日本食が恋しくなるものなんですね。そして多民族国家ゆえの事情がいろいろあるんですね～。2011/09/20
La Principita
5
日米のギャップが庶民の視点で、また関西人のノリで書かれていて楽しい。猫くんも可愛い。私自身、かつていろいろ戸惑ったこともあったが、単身者では知り得なかったアメリカの学校事情、教育事情には大いにびっくり。あー、プレゼン好き文化はこうして作られるのね、と目から鱗。2011/07/18
まーちん
4
日米文化の違いがおもしろい。日本もアメリカもどっちも不思議でおもしろい国なんだというのがよくわかる。ネコのつっこみもナイス！2011/07/22
