内容説明
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みやこの奥まで連れてって! 京都観光にも役立つ、「京都人による京都発見本」。「京都人の京都知らず」――それは、生まれ育ったがゆえに京都が身近にありすぎて、その魅力をみすみす見逃している人のことを指す言葉(著者の造語)。京都に住む人も知らないような「みやこの魅力」を、漫画家グレゴリ青山が一風変わった「京都通」たちの案内でめぐる。ガイドブックとはひと味違った視点で京都を眺めるコミックエッセイ。本書で“深ぼり”した主な京都(●京女の大学教授と「東寺」の謎を探る/●伝統工芸ライターが教える、魅惑の「二条城」かざり金具/●ベラルーシ女性と「哲学の道」で器めぐり/●住んでいても気づかなかった「京町家」の奥深さ/●「山科」住民たちの大切な場所など。)
目次
はじめに《京都人の京都知らず》
第1章 京都人、京都を発見する
第2章 京都人の“洛外”知らず
第3章 京都人の京さんぽ
おわりに《掘れば掘るほど》
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
里季
67
いや~、ディープな京都散歩本でした。京都を知る人向けな気がします。最後の千中の地図なんかほんと千本を知ってる人しかわからんのやないやろか。グレゴリさんは以前からファンだったんですが、京都人だとはこれを読むまで知りませんでした。ますます好きになり、はまりそうです。ついでに女性だということも初めて知りました。2017/08/26
HANA
65
京都出身の作家が京都を案内してもらう一冊。大学教授と東寺を歩いたり、伝統工芸ライターに伝統文化を紹介してもらったり、東欧美女と哲学の道を歩いたりと、ある程度有名所が多いけど京都を満喫できそうな所ばかり。何度も通った事がある場所や、果ては住んでいた所の近くまであるものの、実際初めて聞く事が多く京都の奥深さを感じれるような気もする。まむしとか何度も前通ったのに知らなかったし。あとお徳用のアレはお土産に買って帰るのが多いので、有名になると困るような。あと山科の梅の間、京都の恐ろしさが垣間見えたような気がする。2017/07/15
里季
53
京都に住むようになったので再読。三条商店街と千本通りはこの本をたよりにもう一度丁寧にあるいてみたい。2019/04/16
鷺@みんさー
49
やっぱりグレゴリさんの京都本にハズレなしやなー。「京都人あるある」が完全に全部当てはまって自分でわろた。みやこめっせ地下の伝統産業館は行ったことある。職人さんもいはったので、ちょっと質問とかしてみたら、照れながらも答えてくれはった。あそこは確かに穴場。それにしても、京都の伝統産業って完全分業とは知識としては知ってたけど、あまりの細かさに眩暈がした。アナスタシアちゃんめっちゃ可愛い。「千ブラ」ちゃんとしたことないので、今度いってみよー!2018/06/01
かっぱ
39
【図書館】これはおもしろかった。京都に住んでいても知らない場所はたくさんあり、地域を深掘りすれば、お宝のような場所が山ほど出て来ることを知らされる。まさに「京都人の京都知らず」を実感。東寺の夜叉神と変わった売店グッズ、本願寺の松風(食べたことない)、二条城に光る職人技、京都伝統産業ふれあい館、伏見の水巡り、知られざる山科、下鴨ジンジャー、ニュー千ぶら。興味深いものばかりでした。特に下鴨神社近くの喫茶店「yugue」で人見知り店主の出す下鴨ジンジャーを飲むこと、ニュー千ぶら体験はしてみたいと思えました。2018/04/12
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