内容説明
飛行機に乗る人も、乗らない人も、空港で1日楽しめる!ご当地グルメ、温泉、映画、ショッピング、空港建築とアート、工場見学――いま空港がアミューズメントパーク化している。 その背景には、海外からの旅行者の増加、LCCの登場、空港コンセッション(民営化)がある。 これまで想像もしなかった空港の楽しみ方から空港ビジネスの未来まで、知られざる空港の世界を案内します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
44
地域限定グルメのある空港、足湯や銭湯でくつろげる空港、美術館やミュージアムを備えた空港、映画館のある空港など、空港はただ飛行機に乗るのを待つだけの施設ではなく、過ごすことを楽しんでもらうエンターテインメント性が進んでいる。変わりゆく空港の姿、楽しみ方、あまり知られていない利用法などを紹介。空港の可能性にわくわくしながら読了。まずは、宮崎空港の「ガンジスカレー」を味わったり、チャンギ空港の池で泳いでいる錦鯉をみたりしてみたい。2019/07/20
kawa
27
LCCが定着して航空機利用が大衆化、空港利用者も大幅に伸びているらしい(コロナ禍前の状況)。そんな中で、空港経営の収益性が脚光を浴び、その運営権(「コンセッション」と言う)が売買される時代になっている。例えば、関空と伊丹空港の運営権はセットで、44年分2.2兆円でオリックス・仏企業が落札したそうな。そんな状況で、空港は如何に利用者を楽しませるかということに頭を悩ませる競争時代に突入したと言う。本書はそんな今どき空港エンタメのアレコレをレポートする旅のお供に楽しい一冊。2023/03/26
manamuse
22
そうじゃないんだよな〜るる◯的なのを期待してたけど、文章で説明されても…写真がないと厳しい!関空KIXのXって何?の謎が解けてスッキリ。私は成田だけで充分楽しいよ。久しぶりに行きたいな〜。2023/02/12
yyrn
13
毎年、姉が飛行機で里帰りするので仙台空港に迎えに行くが、行くたびにお洒落度が増している。これが民営化効果なのかと思う反面、こんなもんで空港の収益性が上がるの?とちょっと不安にもなるが、まあまだ道半ばということなのだろう。今後は中国人観光客の皆様に来ていただき、空港近くの朱塗りの金蛇水神社に寄って金運を持って帰っていただき、うまく蓄財に成功したら中国で言いふらしてお友達を仙台空港に誘っていただきたい(笑)。IRは日本には似合わないと思うし、空港は『土曜の夜は羽田に来るの』のイメージであってほしいと思うから。2019/09/07
スプリント
9
余裕をもって空港に向かうようにしていますが空港施設はあまり利用したことがないですね。帰りもすぐに移動してしまうし。じっくり空港を散策してみたくなります。映画「ハッピーフライト」が観たくなりました。2017/09/30