内容説明
海、川、山……アウトドアや日本各地の放浪旅で、ぼくと悪友たちが遭遇した抱腹絶倒の出来事を綴った青春野遊びエッセイ集。「笑い転げて、電車の中では絶対に読めない!」とファンの間で絶賛された単行本の待望の文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
265
森沢明夫さんは、天然?あるいはバカ?というかアホ?だね。そして類は類を呼ぶというか、友達もその類だね。笑った笑った。面白かったわ。青空でビールを飲むのに、ここまでハチャメチャやるなんて、なかなかできることでない。それを友達と一緒にこういう事ができる関係が羨ましいです。北海道でやらかした二つのネタは爆笑でした。これを読んだら青空の中でビールを飲みたくなりますよ。2018/06/16
masa@レビューお休み中
175
僕の予想なんか及ばないほど、森沢明夫という人はすごかった。もう、この一言に尽きますね。物語や外見から、ワイルドで格好よい人という認識はあったんです。でも、これを読んでしまうと…その認識は根底から覆されますね。エッセイなのですが、いわゆる作家さんの日常の悩みごと的な文章はどこにもないんです。ひとりでフラッと出かけたり、友人と一緒に遠出をしたり、みんなで酒を飲み交わしたり…。ゴムボート、シュラフ、野宿、パンツ一丁、露天風呂、青空ビールなどなど、魅惑的かつ見たことのない世界が繰り広げられているのです。2014/11/12
machi☺︎︎゛
159
森沢さん最高ー!最近森沢さんの泣ける系の小説を読んだばかりだから同じ人が書いたのか⁈って思うくらい面白かった。特にゴムボートでカップルの横を通過していく話、笑いが止まらなかった笑!!でもこんな経験をしているからこそあんないい話も書けるのかなー(*´艸`*)とりあえずビールでも飲もうかな2020/08/22
小梅
158
あんなに泣かせる作品を書いてる森沢明夫さんが、こんなにアウトドアーな人だったなんて!学生時代や若い頃のエピソードなんですけど、もう爆笑爆笑。しかし、小説の中に登場してた赤いGBクラブマンは森沢明夫さんが乗っていたバイクだったのね。森沢明夫さんと同じバイクに私も乗ってたんだなぁ〜とニヤニヤしちゃいました(๑˃̵ᴗ˂̵)2017/04/14
kanegon69@凍結中
150
いやぁ、面白かったぁ!久しぶりに本を読んで笑い転げてしまった。なんて羨ましい青春時代を過ごしたんでしょう。あの優しくて、あったかい小説の傑作を次々と書いている森沢さんのエッセイ。森沢さんはアウトドア大好き、自然大好きな方で、これまたエピソードが凄い!もう笑えるのなんの。やっぱ、青春時代に思いっきりはじけたからこそ、あんな素敵な小説の数々が書けるのかなぁなんて思ったりします。悪友たちも最高!世の中なんだか色々鬱々とする事が多いですが、ちょっとスカッと笑ってみたい、ぐふぐふ♪と腹を抱えてみたい時にお薦めです!2019/10/22