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内容説明
結構寝たつもりなのに、疲れがとれない……。朝起きたときに、なんかだるい……。それは睡眠のとり方がまちがっているからです! ぐっすり眠りたい、朝気持ちよくシャキッと起きたい、疲れを解消したい……。そんなあなたに疲労医学の第一人者で、睡眠の専門医である著者が、ぐっすり眠れて疲れがとれる方法を科学的根拠に基づいてわかりやすく紹介します。実は、すべての疲労は「脳が原因」で、とりわけ「自律神経の中枢に原因」があります。日中の疲れを回復させる方法は1つ。それは、夜に自律神経が休まるような快適な状態と環境を整える、つまり「質の良い睡眠」をとることです。「入眠時間より起床時間を統一する」「朝、太陽の光を気持ちよく浴びる」「寝る1時間前にリラックスタイムをつくる」「寝るとき以外はベッドに寝そべらない」「立ち姿と同じ姿勢になる枕を選ぶ」などで、睡眠の質が向上し、スッキリした朝が迎えられるようになります!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
58
睡眠の本、誰にもわかりやすく書いてあるので、初めの一冊として有効そうです。以下メモ。活性酸素は体内に入り、ウイルスを破壊するが、同時に細胞をさび付かせる。疲れをとりたければ睡眠を極める。成長ホルモンは寝始めの3時間に分泌される。呼吸は重労働、だからいびきは負担になる。睡眠を貯めることはできないが、借りを返すことはできる。目覚ましの音で起きるのは体に負担がかかる。光を使った目覚ましが自律神経にやさしい。徐々に音を大きくしていく目覚ましがまだマシ。眠れないときはベッドから出る。寝汗は睡眠の質の大敵。2023/02/12
どぶねずみ
42
『スタンフォード式最高の睡眠』とほぼほぼ同じことが書いてある。睡眠とは脳の休息。質の良い睡眠は最初の3時間(『スタンフォード式~』では90分)で決まり、入眠前は体温を足先から放出できるよう入浴で体温を調整し、その後は脳をリラックスさせる。起床したら、太陽光を数分浴びる。休みの日であっても、起床時間は一定にする(私にこれは難しい)。朝がスッキリ起きられるかどうかで、その日一日が決まる。脳を使って休めないと、生きていけないのだ。脳をもっと労ろう。2020/08/08
mug
34
他の本で読んだ内容がほとんどを占めていたので、個人的には“読まなくて良かった”かな😅睡眠関連の本を初めて読む人には参考になると思う。2020/02/29
Miyoshi Hirotaka
26
人類誕生から最近までは日の出から日の入が人の活動時間。鎖国が引き起こした農業革命により、庶民の夜の活動が本格化したのが江戸期。近代になり、電灯の商用化に続く蛍光灯の実用化により、長い時間、色温度の高い昼光色にさらされている。さらに最近では、至近距離から光を浴びるのが公私共に普通になった。こうなると被疑者を眠らせないようにするドラマの取り調べシーンを自らやっているのと同じ。良質な睡眠を得るという視点からは真逆の行動。眠っても疲れが取れないのはこのため。便利さや効率性の裏に潜む不自然な習慣に敏感になるべきだ。2018/07/08
uD
18
そもそも論として、“睡眠の目的”は眠ることではなく「前日までの疲れを取ること」であるという前提のもと、書かれているのでとにかくわかりやすい! 意外と実践していなかった&心がけようと思ったこと ◆眠れないときは布団から出る ◆(睡眠効率)=(実際に寝ていた時間)/(ベッドにいた時間)×100 ◆睡眠日誌を書く →朝起きた時の疲労度や睡眠時間を記録。 日中の体調との関係を見ていくことで、自分がどういった時に調子よくいられるのか、傾向が見えてくるようで楽しみです。 自分にとっての最高の睡眠を探求したい。2018/10/17