内容説明
佃新地にある女郎屋の主人からの報せで、偽小判を使った正体不明の男を追っていた北町奉行所の隠密廻り同心・鏑木十左。が、男は殺されてしまった。下手人たちが持っていた提灯に浮かび上がった丸に十文字の紋様から、現将軍の御台所・篤姫の実家である薩摩藩の影が浮かび上がる。それを老中・松平定信に報告するも、意外な返事に十左は……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
天笑院たか姫
4
シリーズ第十弾!偽小判を使った男を追っていたが、その男が殺されてしまう。下手人が持っていた提灯の家紋を探っていくとある藩が浮かびあがる。定信に報告するが、そっけない態度に違和感を感じる。最終話だったんだですね!?紫乃と結ばれて欲しかった。2016/12/17
藤よい
3
事件の展開も面白くて一気読みでした。お蔦姐さん、良いですね。十左といい感じですが、やっぱり紫乃でしょうか。2020/01/20
Masayoshi Arakawa
1
20160619105 とうとうシリーズ最終話。やっぱりめおとにはならないんだ。続編シリーズmぉ待っているようだぞ、次行くかあ。2016/06/16
純白天使
1
何故かモテるんだよなぁ、十左さん。今まで浮いた話がないことが不思議というか(笑)2015/02/08
shokopan
0
押しかけ女房、誕生…か?個人的には紫乃さんに頑張ってもらいたい。けど、今後延々、事あるごとに女の戦いを繰り広げられても鬱陶しいな。定信公にも、火の粉を払いのけられない、こういう一面があるのだな、と、ちょっと新鮮に思った。2011/02/13