内容説明
仕事ひとすじの生き方に疲れ果て、マロリーはポルトガルのリスボンにやってきた。そこで出会ったのは、ラファエル・ダフォンソという男性。王家の血を引く名門貴族で、この国でも指折りの実業家だという。ラファエルの妻は出産後すぐに亡くなり、以来10年、彼は一人娘アポロニアのみに愛情を注いできた。ふとした偶然でその娘の命を救ったことがきっかけとなり、マロリーは彼から強引に結婚を申し込まれる。だが彼女に求められているのは妻の役目ではなく、娘の養育係としての務めだけだった。■はじめから運命的に惹かれ合っていたのに素直になれない――そんな二人にかわいい天使が矢を放ち……という、レベッカ・ウインターズらしいハートフルな物語です。ナニーから妻への階段を上るシンデレラ・ストーリーをお楽しみください。
*本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
20
レベッカ・ウインターズは好きなんだけど、これは微妙。ヒロインはヒーローの娘アポロニアの命を救い、一緒に過ごすうち本当の親子みたいになるんですが、出産で妻を亡くしたヒーローが娘が心から慕っている女性に結婚を申し込む、となるとそこに愛はあるんか?と思ってしまう訳ですわ。いやそれが悪いとは言いませんが、ロマンスが足りない。圧倒的に。ヒーローが王家の血を引く名門貴族っていう設定もいらない〜。ヒーロー、出来が良いはずなのにやっぱりどこかボンクラ。反対にヒロインが完璧すぎる。←あるある(笑)。2022/09/09
月
1
★★★☆☆2018/12/01