内容説明
銃身と銃床を切り落とした猟銃――。使われた凶器から、暴力団組長殺害の容疑者が浮かび上がった。ハン兄弟と呼ばれる二人の中国人。彼らを内偵中、矢頭は相勤者の針尾を失う。警察組織との繋がりを察知した矢頭は、孤立無援での復讐を決意する。特殊部隊出身といわれる手練れを相手に、矢頭はひとり立ち向かう! 川崎工場街の煌めく灯のなか、決死戦の結末は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobuyuki Tsuji
4
うーん、重い。前半は張り巡らされた伏線を読み解くのに時間がかかりスローペース。後半は矢頭のたった一人での戦いに息詰まるスリルがあった。ただ、結末は切ない。。。大きな力に抗うことが難しい現実がよく書かれている鳴海章らしい作品。2017/09/15
ゆーさん
3
久しぶりにハードアクションを堪能した、かな。大藪春彦が懐かしい。2017/07/11
Hideo
0
うーん。結局黒幕は誰だったの?星子の目的は???2017/10/12
Ryan
0
流れは悪くないし面白いが… 最後の銃のプロットが長過ぎ、真因を大きくして誤魔化していたのが残念。2019/10/02
こいきんぐ
0
思ってたのと少し違った。2018/05/26