知られざる縄文ライフ - え?貝塚ってゴミ捨て場じゃなかったんですか!?

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知られざる縄文ライフ - え?貝塚ってゴミ捨て場じゃなかったんですか!?

  • 著者名:譽田亜紀子/武藤康弘
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 誠文堂新光社(2017/08発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784416716168

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内容説明

現代を生きる私たちにとって、誰もが知っているようであまり知らない、縄文時代。
この本は研究から見えてきた縄文を、小難しいことを抜きにしてザックリ知るための縄文入門です。

縄文時代ってどんな時代だったのでしょう?
1万年というとてつもなく長い年月の中、縄文人たちはどのように暮らしていたのでしょうか?
ご飯は? トイレは? 服はどんなものだった??
そんな身近な疑問をヒントにすれば、意外と知らなかった縄文時代をノゾキ見するための手掛かりがきっと見つかるはず。

遥か遠い昔にこの日本列島に暮らした縄文人の暮らしに思いを馳せてみませんか?

目次

はじめに 彼らに会いに行く前に知っておきたい縄文知識
1章 縄文人のすがたと暮らし
2章 縄文人の一生
3章 縄文人と食
4章 縄文の祈り

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

111
著者は歴史研究家の譽田亜紀子さん。先日読んだ「知られざる弥生ライフ」の姉妹本。今回は縄文人の日常生活、衣食住、生まれてから死ぬまでの一生、土器や土偶などについて考察しています。出土した人骨から、当時のがんの状態や村の介護体制まで分かってしまうんですね、驚きです。初めて見たものが食べれるかどうかの判定は、誰かが口に入れて判断するしかなく、命を懸けたトライアンドエラー。その積み重ねで豊かな食生活に。 先日「やりすぎ都市伝説」で、長野の土偶「仮面の女神」は未来のヒトの姿を予見したものと言ってましたね😅2021/12/09

優希

107
縄文時代の生活などあれこれをまとめています。全てが興味深く、自分のルーツを見ているようでした。可愛いイラストで描かれる縄文時代の様子に惹きつけられます。縄文時代や土偶が好きなので、まさに好奇心を満たしてくれる1冊でした。2018/03/14

美登利

98
著者の本は土偶手帖を読んだことがあります。土偶は私もハートを鷲掴みにされます。太古の祈りが通じるのかな。この本は字が大きくわかりやすいようにイラストもカラフルでとても読みやすくて良いと思います。1万年以上も続いた縄文時代。それらが美術史や教科書に頻繁に載るようになったきっかけが、岡本太郎氏が縄文土器に衝撃を受けたことが発端だったとは!それほど昔の話ではありません。私は縄文人の成人の証に驚きました。抜歯。肉を食いちぎって食べるのに支障が出るんじゃないかと心配になるけれど大丈夫なんですね。面白かったです。2017/10/19

s-kozy

91
今年、出張の際の仕事の空き時間に三内丸山遺跡に行ったんです。「この場所で生活を営んでいた人々がいたのか」と悠久のロマンに大変感動したのです。イラスト、写真も豊富に掲載されている本書は、そんな縄文好きにお勧めの入門書。楽しく読みながら私たちの先祖が生きていた縄文時代のことがいろいろと分かりますよ〜。侮れません、縄文時代!2018/12/07

chimako

85
これはなかなか面白い!「愛の営み」についての見解など今まで読んできた縄文本にはない視点。衣食住から結婚、出産、村の成立ちなど楽しいイラストとともに紹介。病気で亡くなった人のページでは病名まで推測でき、障害を持つ人がかなり長生きだったことからちゃんとケアをしてもらいながらの生活も想像できると語られる。最後に写真も掲載され飽きることがなかった。著者は『土偶界へようこそ』の譽田さんだと知り、なるほど と。次はその『土偶界へ~』へ行きます!2018/09/13

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