ピアノを弾くための音楽の見方~アナリーゼから演奏表現まで~

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ピアノを弾くための音楽の見方~アナリーゼから演奏表現まで~

  • ISBN:9784636899986

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内容説明

表現力豊かにピアノを弾くためには、楽譜を「読んで」、音楽を「聴いて」、上手に「奏でる」必要があります。 この本は、演奏やテクニックだけではなく、まず鍵盤を触る前に知っておきたい音楽との向き合い方(=音楽の見方)を解説しています。 これを知っているか知らないかで、ピアノの演奏力や表現力に大きな差が出るはずです。

目次

[目次]
■1 音楽をよく読む
第1話 楽譜と向き合う
第2話 楽譜をよく視る

■2 音をよく聴くために
第3話 音同士の関係を理解する
第4話 メロディを大切にする
第5話 ハーモニーを味わう
第6話 リズムを感じる

■3 ピアノを上手に奏でるために
第7話 曲の仕組みを把握する
第8話 ストーリーを演出する
第9話 ピアノという楽器を知る
第10話 ピアノの表現力を身につける

■4 指導のポイント

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ごま

11
読んでも読んでもモヤモヤしてくる。あれ?ピアノを弾くことが好きなだけで学術的なことに疎い私だが、理由はそれだけではないようだ。この本の対象者はそもそも誰なんだろう。音を出す前に、と帯にはあるが、6歳以下の子どもには恐らく理解できない内容と説明のしかた。では保護者か?というとアナリーゼの知識がないなら無理。言葉の定義が紹介されることなく、方法の提示もなく、浅く、話題は散漫。表紙のデザインはとっても素敵。帯の下は螺旋なのです。うーん、残念。2014/11/30

Haruka Fukuhara

3
学者とかでもたまにあるけど夫婦で共著というのは何だか羨ましい。いろいろな比喩を用いて音楽の様々な側面を解説していて、自分には得るもののある本だった。特に時間についての記述が印象的で、時計的な時間と感覚的な時間の流れ方の違いから、実際の演奏では長めに弾いたり短くしたりして同じに聞こえるように調整したりしているらしい。自分で演奏をしないのであまり実感が湧かなかったけれど、不思議なものだと思った。2017/03/18

あやこん

2
電子ピアノが立ち上がるまでの時間に、毎日ちょっとずつ読んだ。薄い本なので、その気になればあっという間に読み終わると思う。私は子供の頃ピアノを習っていたが、よく考えたら音楽を習ったことは無かったな、と。和音の話など少し難しいが、そういうことなんだと思ったり。あと、体も共鳴して音を鳴らすという話に、そっかと思ったり。子どもの頃からこういうことを教わりながらピアノを習っていればなーと思った次第。2023/05/21

Sachi

2
演奏の基本はまずはアンサンブル。ピアノも他の人とのアンサンブルからスタートするとよい。ソロ演奏をするようになってもアンサンブル演奏を継続することはとても大切。このことは最近よう感じるようになってきました。突然弱くするのは難しい。そんなときは少しだけインターバルを。出した音は変えられないけど次の音は変えられる。バトンタッチの仕方が大切。薄い本で読みやすく例えがわかりやすくて良かったです。 2017/05/17

aoi

2
流し読み。初心者の興味持つきっかけとしての本、かなぁ。アナリーゼというか音楽にどう言った要素があるかを比喩を使って挙げていきます。ただこれを読めばアナリーゼのやり方がわかる、音楽理論の初歩がわかる、といった本ではないかな。2015/01/30

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