- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
第二次大戦中、後に勝負の分かれ目と評される大戦車戦が繰り広げられたエル・アラメインで起きていた小さな事件。エジプトの砂漠の底に眠っていた驚愕の事実とは? 他に星野流ロボット・アクション炸裂!! 幻の短篇『RED DEATHレッド・デス』を単行本初収録! 戦記物と戦争を題材にしたSF、ホラー、ブラックユーモアまで。星野之宣傑作短篇集第6弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5〇5
8
8編を収録した短編集です。第二次世界大戦中のエピソードを描く4編が出色の出来ですね。ちょっぴり史実を絡めながらのドキドキする画力と虚構で楽しませてもらいました。いずれもが90年代の作品ですが、色褪せない魅力があります。2019/09/15
gatta blu
3
まさに星野ワールドだなぁ。短編作品の収録でも一話一話が読みごたえある。「国辱漫画」なるものがあり、アイロニック的に書かれたものなのだろうが、かなり衝撃を受けるので作者の意図が分からず混乱した。2013/09/07
YS-56
3
エル・アラメイン、アルデンヌ、ドイツ本土上空。何というか、あんな事があっても不思議じゃないような気がしてしまうのが流石です。2013/06/29
kyawo
3
星野さんの 得意分野 第二次大戦と恐竜…それをうまく合わせた作品や、虚構歴史もの…なんかも散りばめられつつ ギャグ回まで堪能できるとは なんともお買い得な本作ですが 短編を一つ一つ評価していくと小粒を集めた感がありました。2013/06/29
Asaya
2
戦争をテーマにした短篇集。それぞれにSFの要素を加味しどれも重厚で読み応えがある。近未来SF戦記「RED-DEATH」はもっと長編になるんじゃないかと思うほど骨太。国辱漫画はどう評価していいか分からないけど…日本の自虐史観を逆手に取った風刺とも思えるけど、捉え方によっては賛否分かれそうな感じ。とは言え、ハズレのない面白い作家さんの一人だと改めて思う。2013/10/05