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内容説明
日常の人間の性質や行動に基づく買い物・投資などの経済活動について解き明かす「行動経済学」をわかりやすく解説。一般的なシチュエーションに置き換えて、売り手側の思惑と買い手側の心理などを知っておくことで、その商品は本当に必要なものなのか、正しい価値があるのか、といった本質が見えてきます。ヤバい行動経済学で、絶対に損をしない感覚を手に入れましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kokichi
6
今回読んで実践してみようと思ったことをまとめる。一つ目がフレーミング効果。何か訴えたいことがあるとき、違う切り口から利点を見つけそれを強調して、モノをよく見せるという手法。健康食を他人に進める場合、価格が高いことが挙げられるが、それ以上に健康の向上に寄与するということを数値で説明できたら納得するであろう。次にプライミング効果。勧める商品を最近売り上げが上がってるなどのポジティブな情報をふかして、購買意欲を上げる手法。+αの一言が出るように意識したい。本書は世に出回る詐欺手法がコンパクトにまとまっている。2020/08/07
コウディー
2
行動経済学が実際どう使われているかを具体例を用い説明してくれている本。 人は、損をするのが大嫌いなので、すでに支払ってしまい戻って来ないお金(サンクコスト)に執着してしまう。 そうやって、執着してしまうことで、他に使えた時間やお金を失ってしまう(機会損失)。 これは、つまんない本を最後まで読んでしまう自分ことだなと痛感! 他のことを学ぶ機会を損失していることを完全に見失っていたこと気づかされた。2020/08/03
パンダの片隅
2
面白い。さくっと読める。 人々が消費活動するなかで、どのような心理効果が働いているかをテンポよく解説している書。 行動経済学の知見がどのように社会にあるかを知ることができる。 ただし、消費者目線でかかれているため、行動経済学の知見を実務で活かしたいという読者には不適である。 ふだんの生活には活きると思う。2020/03/09
じゅんちゃん
2
読みやすい。Kindleで無料で読める。行動経済学の本を初めて読んでみたが、自分の無意識の行動を見つめ直すことができて面白いと感じた。2019/11/14
masa
2
行動経済学の基本を知らたくて読了。 身近な例を参考に、行動経済学を説明。 行動経済学は今までどこかで感じていたことを、言語化してくれる学問だと実感。 というのも、どの例にも身に覚えがあった。 ただ、知ったからといって、すぐに生活や仕事に活かせるかというもと、それはまた別の話。 人間の心はもっともっと複雑だと思うため。 そして、人間は弱い存在であり、 とにかく自分が可愛い存在であり、 目先のことしか考えられない動物なのだと実感。 行動経済学の本は一冊目なので、もう少し読み比べたい。 2018/08/05