- ホーム
- > 電子書籍
- > 趣味・生活(スポーツ/アウトドア)
内容説明
【マスクを被っていない時の「準備」と「復習」が大事】
より信頼されるキャッチャーとなるために「日常生活で準備・復習すべきこと」が書かれているのが本書の特徴。
【当たり前の積み重ね。それが確固たる自信につながる】
谷繁氏のキャッチャー育成法は一見、「当たり前」のことばかり。その当たり前を「継続する意義と方法」とは。
【現役時代のエピソード満載】
中日ドラゴンズで日本一になった「完全試合」での配球。伝説の98年、横浜ベイスターズでの優勝秘話や、2000本安打への思い。そして「理想の指導者像」まで。
「キャッチャー育成は難しい」よく聞かれる言葉です。
そんな現状を憂い、27年間のキャッチャーとしての現役生活の全てを1冊に詰め込んだのが本書。
「常日頃からキャッチャーだということを忘れずに生活する」ことを具体的に分かりやすく解説されています。
谷繁さんが語りかけてくれるように、優しく厳しく指導してくれますよ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
45
本を読むようになったのは、20代の初め頃、大矢さんに「秀吉の考え方はキャッチャーに当てはまるから読んでみろ」と、豊臣秀吉の本を勧められたからだ。 まさに信長がピッチャー、秀吉がキャッチャーだ。 キャッチャーというのは、どうしてもすべてを自分の思い通りにしたくなるものでもある。 でも、ピッチャーがいて、バッターがいて、試合の流れもある中では、なかなかすべてが思い通りには運ばない。それならば、自分の考えを変えればいい。合わないピッチャーがいるのなら、自分が一歩引いて会話をするように心がければいい。2020/07/27
katoyann
17
キャッチャーとしての技術論について経験に基づき解説した、元プロ野球選手による本。キャッチャーのミットの構え方や捕球動作など詳細な解説があるが、プレイヤーにしか分からないような内容かと思う。例えば、ミットを無駄に動かさない事でストライクになりやすくなるとか。あと、相手の胸に、捕りやすい回転の球を投げることがキャッチボールの基本と出てくるが、結局この基礎的な練習を疎かにすると試合で送球ミスを犯すことになる。2023/05/15
シャル
8
捕手谷繁を作ったものは何か。現役生活を振り返りながら、その際に心がけていたこと、感じていたことをまとめた一冊。キャッチャーというポジションがどんなことを考えながら試合をしているのか、そのための準備は何をしているのか。練習から試合中の心がけまで一つ一つを解説していく。その中でも一貫して根底にあるのは、キャッチャーというポジションの責任である。試合を制御できる唯一のポジションであり、その責任こそがキャッチャーの重圧でもあり面白さでもあるという。そういう意味でも、一人の捕手のあり方を知る本といえるだろう。2017/07/23
K
5
相手打者よりピッチャー心理を考えてたのか。3000試合出場って翌々考えると凄いことだな。20シーズン以上出ずっぱりじゃん。またユニフォーム着てほしいぜ。2019/06/20
チョビ
5
彼にとっての「当たり前」が描かれている模様ですが、キャッチャー云々というより、ちょっとビジネス書読んでるみたいに思えました。キャッチャーってどうしてもリーダーになれるものがなるものだし、それだけの知識量でリーダーになれるものだからね。里崎氏同様「キャッチャーは時間かけて大切に育てよう!」…中日って目立つキャッチャーって今、いないっすよねえー、と白ける( ̄∇ ̄)。2017/11/11