2030年ジャック・アタリの未来予測―不確実な世の中をサバイブせよ!

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2030年ジャック・アタリの未来予測―不確実な世の中をサバイブせよ!

  • ISBN:9784833422406

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内容説明

2030年までに起こる大変化
健康/教育/労働/住宅/農業/エネルギー/自動車/航空/娯楽/芸術/リサイクル……
世界を変えるために行動すべき10のアクション

エマニュエル・マクロン大統領を見出した「世界的な知性」が大胆分析する
これからの世界!

【著者紹介】
ジャック・アタリ(Jacques Attali)
1943年アルジェリア生まれ。フランス国立行政学院(ENA)卒業、81年フランソワ・ミッテラン仏大統領特別補佐官、91年欧州復興開発銀行の初代総裁など要職を歴任。政治・経済・文化に精通し、ソ連の崩壊、金融危機、テロの脅威、ドナルド・トランプ米大統領の誕生などを的中させた。著書は、『21世紀の歴史』、『金融危機後の世界』、『国家債務危機――21世紀を生き抜くための〈7つの原則〉』(いずれも作品社)、『アタリ文明論講義:未来は予測できるか』(筑摩書房)など多数ある。

【訳者】
林 昌宏(はやし・まさひろ)
1965年名古屋生まれ。翻訳家。立命館大学経済学部卒業。訳書にジャック・アタリ『21世紀の歴史』、ダニエル・コーエン『経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える』、ボリス・シリュルニク『憎むのでもなく、許すのでもなく』他多数。

【目次より】
◆第一章 憤懣が世界を覆い尽くす
・順調に見える世界
・世界では多くの重要なことが、悲惨な状態になりつつある
◆第二章 解説
◆第三章 99%が激怒する
・世界をより良い方向に向かわせる
・このままでは、世界は大混乱へと向かう
・激怒の社会構造
・世界中で怒りが爆発
◆第四章 明るい未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

50
市場と法整備の乖離が齎す歪み。社会の変化の源泉は、個々人の力。「自覚の成就の10段階」も、その土壌形成に繋がる。加えて、母国フランスへの提言にも、著者の危機感と憂いを感じる。命題分析等も非常に客観的で現実視点。(本当に偉そうに申し訳有りませんが)だからこそになるが、近未来すぎて、突拍子のない予測がないのが少々面白みに欠ける気がする。国連改革や世界的基金なども、訴え続けるしか道はないが2030年の話・・・。現実感を持てないのは私だけだろうか。2017/09/20

NICKNAME

35
流行りのファクトフルネスとは正反対ともいえる非常に悲観的な未来予想がこの本の大半を占めている。読んでいて嫌になるくらいである。しかし最後にある我々が起こすべき10の行動というのは非常に具体的で分かり易く納得させられる。むしろそこの部分だけで良かったのではと思ってしまうが、悲観的な未来予想があってこそ最後の部分が生きるのかもしれない。最後の部分は何度も読み返したいです。2020/05/10

舟江

18
現代社会を分析し、2030年を良いケースと悪いケースを予測。約100頁に渡る「現代社会の分析」の部分が大変細やかで面白かった。あまり経済に関心のない方にもお勧めの1冊。2018/08/06

Porco

17
つまり、市場と民主主義が機能していれば望ましい社会になるのだが、市場がグローバル化した一方、民主主義はグローバル化していないので、市場が暴走し、望ましくない社会に向かっている、ということでしょうか。そこで必要なのが、個人個人が利他的になることであり、そのためには、利他的になったほうが自分も得だということに気づくことだ、ということか。主張よりも、長々と続く未来予測のデータのほうに興味を持つ方も多いかと思います。2022/10/05

チャーリー

11
かなり悲観的な気分にさせられたけど、先進国の中流は没落する一方で、3Dプリンタとai、インターネットが生活を激変させていそうだし、日本の経済は破綻するシナリオが印象に残った。 その状況のなかで「世界のために行動する」ことができるのだろうか。。。2021/08/15

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