たのしごとデザイン論

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍

たのしごとデザイン論

  • ISBN:9784844366225

ファイル: /

内容説明

【クリエイターが幸福に仕事をするための50の方法論】

デザインや創作を仕事にする上では、何を作るか? だけでなく、どう作り、どう人と関わり、どう世に出していくか? という文脈づくりが欠かせません。武器となるのは、他者との関係「他の仕事」を知り、「楽しい仕事」の作り方を学び、すべてを「たのしいこと」に変えていくセオリー、それが「たのしごと」です。
アートディレクターのカイシトモヤが、グラフィックデザインの現場経験を通じて、「クリエイターが幸福に仕事をするための50の方法」をまとめ上げた、創作に関わる、志す、すべての人必携の実践書です!

〈本書の主な内容〉
■第1章 デザインを知る、たのしごと。
まずはグラフィックデザインはどういう仕事なのか、その正体をさまざまな角度から観察。「たのしごと」への入り口、入門の章です。

■第2章 あなたとデザインを考える、たのしごと。
表現と考え方を結びつけることは、あなたのデザインを外に広げるための欠かせない手段。「何をつくるか?」から「どうつくるか?」へ意識を変えていきましょう。

■第3章 仲間との関係を学ぶ、たのしごと。
デザインはたった一人で生み出されるものではありません。さまざまな才能の力を借り、仲間と強い信頼関係を結ぶには、いったいどうすればよいのでしょうか。

■第4章 クライアントとの関係を育てる、たのしごと。
クライアントとあなたの関係は、ただ労働と対価を交換するだけではないはず。両者が共に幸せなゴールにたどりつくために、私たちがなすべきことを考えます。

■第5章 あなたのこれからを創る、たのしごと。
さまざまなプロの形が生まれる多様性の時代、クリエイターとしてのキャリアをどのように積んでいきますか? あなたの将来の姿を見つける、道しるべの最終章。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつ

9
言葉をとても大切にする、デザイナーさん。多くの立場の方達と共有した仕事が出来上がる喜び、それがたの「たのしごと」現場で沢山の仕事を経て、実感した様々な心構えや楽しみ方を優しく説いてくれる。自分はデザインを職業にはしてないけれど、現場の様子を楽しく味わえたし、自分にも参考になることが多くあって、嬉しい読書となった。2017/10/21

shigeki kishimura

3
自分の仕事を振り返るきっかけに読みました。目の前のことに追われがちだから…と10年前から言ってる気がする。2019/04/09

Oh

2
1・2章は「これは知ってる」デザインの基礎的なこと、3・4章は「分かっちゃいるけどできない」デザイナーとしての他の職業の人との関わり方、5章は「わりとイメージ通り」なフリーランスの働き方のコツ。特に参考になりそうなのは第4章の「比喩力をつけよう」と「続くことを考えよう」。なるほど、だけど難しいだろうなと思ったのは「仕事の価値を正しく測ろう」。デザイナーの仕事を包括的に、噛み砕い説明してくれているので、基本に立ち返りたいときはもちろん、他の職業の人との相互理解のために役立てたい。2018/03/01

ぷー

1
クリエイターのためにかかれた、デザインやコンテンツについての考え方や、その向き合い方、そして上手な進め方、等々を色々とクリエイターあるあるを用いてひもといていく。副題としてクリエイターが幸福に仕事をするための50の方法論、とあるようにこれらの考え方に基づいて仕事をすることで、幸福度の高いお仕事をすることができるようになると思います。2022/05/22

Noshiko

1
クリエイターは才能だけじゃなくて、周りの人とのコミュニケーションも大切だと言う。デザインすることの意味を改めて考えさせられた。2020/03/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11180272
  • ご注意事項