「いい会社」ってどんな会社ですか? 社員の幸せについて語り合おう

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「いい会社」ってどんな会社ですか? 社員の幸せについて語り合おう

  • 著者名:塚越寛【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 日経BP(2017/08発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822259549

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内容説明

いい会社とは、どんな会社か――。
トヨタ自動車の豊田章男社長も共鳴する「年輪経営」の提唱者が
気鋭の起業家2人と考えた「経営と幸福」の深い関係

いい会社とは、一体どのような会社でしょうか。
哲学的なようで、経営においては極めて実践的な問いだと著者は言います。
ぶれない軸を持つためです。

長野県伊那市で寒天メーカー・伊那食品工業を経営してきた著者は、
トヨタ自動車の豊田章男社長も共鳴する「年輪経営」の提唱者。
48期連続増収増益を達成し、大企業のトップもベンチャー企業も教えを乞う
知る人ぞ知るカリスマ経営者です。

そんな塚越氏から直接教えを請いたいという気鋭の起業家、
働き方改革の旗手、サイボウズの青野慶久社長と、
ミドリムシで世界を救う社会派、ユーグレナの出雲充社長の2人が、それぞれ
塚越氏の元を訪れ、「社員を幸せにするいい会社のつくり方」を徹底的に議論しました。

「年輪経営」のエッセンスを簡潔にまとめた16の要点と
伊那食品工業の名物「朝行事」の様子も詳細に解説します。


「果たして、今年80歳の私のこうした考えは、46歳の青野社長、37歳の出雲社長の二人にどう映るのか、真剣に語り合いました。結論を言えば、世代を超えて大いに共鳴し、
経営には普遍の原理原則があることを再確認できました。
一方で、新しい時代の流れに目を見開かされ、気付き、学んだことも多くありました。」「いくつになっても人生は勉強の連続です。若き経営者に背中を押された私の学びが、
いい会社をつくりたいと願う読者の方々の日々の仕事に役立つことを願います。」
(「はじめに」より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sakie

14
会議で若い社員の昇給を主張していて感じたのは、経営者の考え方のブレである。私が様々に資料を用意して説得して、概ね賛同に傾いても、実際の数字を見ると迷う。『利益は残ったウンチにすぎない』。塚越氏や青野さんも散々迷ったはずだ。しかし検討と試行錯誤の末に自分の中に軸が持てれば、こんなに鮮やかに踏み切れるのだと目を見張った。性善説に立って社内制度を設計運営することは難しい。つい疑いの芽が出る。しかし疑い始めれば効率も人の心持ちも悪くなることは行政のやり方を見れば瞭然だ。自信をもって、思い切りよくいこう。2023/01/12

謙信公

12
「年輪経営」を提唱する80歳(当時)の塚越社長と気鋭の起業家、働き方改革の旗手、46歳のサイボウズの青野慶久社長、ミドリムシで世界を救う社会派、37歳のユーグレナの出雲充社長との対談集。方向性が全く違いそうだが、世代を超えて大いに共鳴し、経営には普遍の原理原則があることを再確認できた。「社員を幸せにするいい会社のつくり方」を常に考える点は共通している。いい会社とは、情緒的な要素を含む全体のイメージがプラスの会社であり、いい会社になるためには、経営者が社員を幸せにし、社会に貢献することを忘れないことである。2021/09/30

わたなべたけし

9
伊那食品工業会長である著者と、一部上場企業社長2名による対談形式で進む「いい会社」論。 経営者が会社をどうありたいとするのか?その実現に向けての熱意を感じる一冊だった。 社員としては、その向かうべく方向に沿って、最大限の努力をしていくこと、 それを通じて、自身と会社の成長を果たしていくことが、やはり理想なのだと考える。 思い描く「いい会社」は社員一人一人違うのは間違いないが、 良い提案であれば、自分自身も忖度なく、会社に提案していくことも徹底していきたい。2021/05/12

しんた

8
伊那食品の仏社長とベンチャー企業社長の語らい。社長の言う通り 成長企業はマネできない。人によっては物足りない会社と思う。人それぞれでこういう受け皿があってもいいと思う。2018/12/31

塞翁が馬

6
★3 伊那食品工業の塚越会長のいい会社の定義は一貫して社員を大切にすること。そのために毎年ほんの少しずつ成長する年輪経営を提唱されている。リストラしない、その予兆すらないことで社員は安心して働くことができる。そして社員が幸せと働くためには「ありがとうと言われるように、言うように」を実践することが重要であり、利己的主義でなく、お客様にも近隣住民にも、そして競合他社までにも心配りを怠らない。それにより熱烈なファン(信者)を生み、いい会社となる。 社是「いい会社をつくりましょう〜たくましく そして やさしく〜」2023/07/19

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