エタニティブックス・赤<br> 恋愛戦線離脱宣言

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エタニティブックス・赤
恋愛戦線離脱宣言

  • ISBN:9784434197512

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内容説明

幼いころから兄姉の恋愛修羅場を見続けてきたせいで、“人生に色恋沙汰は不要”と達観している29歳のOL、樹里。声フェチの彼女は、好みの“声”さえ聞ければ満足だった。ところがある時、天敵の同期・鬼束に騙され、彼の見合いを潰す役割を押し付けられてしまう。見合いの席に無理やり連行され、憤る樹里。だがそこに大御所声優の姿を発見し、仰天する。なんと鬼束の父は、彼女が大好きな声優だったのだ! 舞い上がるあまり、鬼束の要求に応え樹里は彼の婚約者を演じてしまった。しかしその場限りの演技のつもりが、鬼束に父親似の声を武器に迫られ続けて……。声フェチOLの、逃げ腰(!?)ラブストーリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さくら

5
声フェチという設定は初めて読んだので、悪くなかったですが、ヒロインが頑なすぎて、ヒーローはよくぞ頑張った!!!って感じでした。ヒロインの兄や姉たちが、ヒロインを溺愛していながら、ヒーローを応援するというのも珍しいなと思いました。そこまでハマらなかったけど、ラストでヒロインが素直になれたのは良かったです。2021/07/31

つっきー

5
★★★ テンポよくて読みやすかった。時々、男性視点も入ってたのがさらに良かった。兄姉の恋愛模様を見て育ったせいで、恋愛したくない!って宣言するのはどうかと思うんだけど、頑固者がだんだんと心変わりしていく様子は面白かった。ってか、好きな声優さんの息子の声とか絶対たまらんよなと。兄姉とか、ライバルはオヤジとか、設定が面白すぎてのめり込んだ。勝気なヒロインのお話が好きみたい。2017/11/26

Haruharu

4
★☆☆☆☆ヒロインの頑固さに呆れる。独身主義のヒロインを同期のヒーローが猛アタック。ヒロインの弱点の声フェチを狙って攻める。結局ヒロインが陥落するのは後半過ぎ。だからイチャイチャ甘々は殆どない。ヒロインの脳内会話は楽しかったけど、ヒーローを拒絶するシーンばかりで飽きる。2017/05/17

やまと

3
声フェチって(笑)ヒロインに魅力を感じなかったけど、お話しはサラッと楽しく読めた。2016/09/23

かず

2
樹里の兄妹の恋愛の修羅場を見続けたせいで一生独身宣言をしているが天敵の同僚鬼束に言い寄られる。鬼束の猛烈なアプローチがいいし、樹里の頑なな態度も面白かった。2017/05/16

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