世界恐怖旅行 波乱の東ヨーロッパ編

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世界恐怖旅行 波乱の東ヨーロッパ編

  • 著者名:大井優子【著】
  • 価格 ¥584(本体¥531)
  • 彩図社(2017/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784883929559

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内容説明

前作『世界恐怖旅行』を刊行してから早7年が過ぎ、私の周りには大きな変化があった。私は出身地である沖縄を出て、神奈川県に新しい居を構えていた。そして2008年1月には結婚してしまったのである。これでワケの分からないことばかりしている私も落ち着くだろう。周囲の人はそう思っていたに違いない。しかし、旅熱とは、人妻になろうがおさまらないものである。入籍からわずか2ヶ月後の2008年3月、旦那を日本に置き去りにして、私は単独で、東ヨーロッパを含む旧ユーゴスラビア圏を巡る3ヶ月間の旅に出た。そのようなつい最近までドンパチしていた地域に新婚ほやほやで旅立つなんてクレイジーだと友人からは言われたし、旦那にとってはさぞかし勇気のいる決断だっただろう。そして、事件は早くも旅の初日に訪れた――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほちょこ

24
友人借り本。ものすごい怖いもの知らず(いや、知っててもあえて突き進むのか)の大井さんの東ヨーロッパ紀行。怪しい男の家について行って、這々の体で逃げ出したり、極寒の洞窟ホテルに泊まったり、やるなぁと思ってたら、突然、ボスニアでジェノサイドの歴史を垣間見たり、日本の平和ボケを思い知らされたり。深い本だった。2019/05/24

なお

2
さらっと読み終えられる旅行記だった。旧ユーゴスラビアなど興味深かった。あまりに危険なことは日本人としてして欲しくないと思ってしまうほど無防備に飛び込んでいく。だからこそ見られることがあるんだろうけど。警戒心が強い私には出来ない旅だと思う。2020/09/28

あわうみ

1
ふと苦労しながら旅する本が読みたくなりこの本を見つけました。あんまりな目に合う話がコミカルに書いてあって笑いながら読みました。一番驚いたのはアルバニアの生い立ち。漫画みたいな展開の国がヨーロッパにあるとは知りませんでした。今の気分にぴったりな面白いエッセイでした。2017/02/05

サウス@大学生活始めました

0
日本から気分だけでも抜け出したい人におすすめ2016/12/21

チマキ

0
著者がすぐ人を信用する傾向があるので危険な目に合ってヒヤヒヤしていたが、他の人が味わえない良い思いもしてる事があるんだなあと思った。ハンガリーのリチャードの「たとえ自分に非があったとしても結果が出るまで相手に付け入る隙を与えてはいけない」とういう言葉は忘れていたことを思い出した気分になって印象に残った。前作より刺激が少ないのが残念。2016/09/03

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