内容説明
高校に入学して間もなく、蒼唯はイジメにあっているクラスメイトを助けたがために、今度は自分がイジメの標的になる。何もかもが嫌になった蒼唯が、自ら命を絶とうと橋のたもとに佇んでいると、不思議な少年に声を掛けられた。碧と名乗るその少年は、かつて蒼唯と会ったことがあるというが、蒼唯は思い出せない。以来、碧と対話する日々の中で、彼女は生きる望みを見出す。そしてついに遠い記憶の片隅の碧に辿り着き、蒼唯は衝撃の事実を知ることに――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
飲も飲も
3
いじめがテーマ。ちょっと泣けた。2018/01/22
飲も飲も
2
読んだことを忘れてまた読んでしまった。2021/08/10
KUWAGATA
2
いじめの解決があっさりしすぎているとか、碧関連のエピソードがほぼ想像した通りに展開していくとか、全体的に物足りないところはありましたが、蒼唯のまっすぐな純真さや前向きなところは強く印象に残りました。ただ、番外編はあえて必要なかったかなあ…。2017/06/09
kurenai
2
序盤、「多分こう終わるんだろうな…」と思ったら予想が完全に的中していた。衝撃はなかった。表紙が可愛くて買ったが、もう少し結末を分かりづらくして欲しかった…2016/10/09
黒馬の騎士
1
感動しました。 碧の温かく包み込んでくれる愛が良くて、でも最後には少し切なくて。 たくさんのことを学ぶことが出来ました。 恋愛小説を初めて読んだ本がこの本だったのは、とても良かったです。 皆さんにも読んでもらいたいです。2021/06/27