内容説明
幼い頃から彼女は物語が好きだった。そしていつの頃からか、俺は小説を書くようになっていた。自作を二人で読みながら、共に成長していく日々。けれどある時、彼女は“言葉”を失っていく病であることを知って――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆(´(ェ)`)☆
17
一章で綴られた出来事は二章で覆された!ほ〜こういう攻め方あるのね。けど、ちょっと混乱…2020/11/18
とみー
8
カスヤナガトさんのイラストと「僕はまた、君にさよならの数を見る」に続いて2回目の霧友先生の本という事で購入し読み終えました。最初の方は「霧友先生は弱さを持ちながら元気に振る舞う女の子や、早くこの2人くっつけばいいのに」と思う描写・ストーリーが上手いなと思いながら読んでいました。ただ、後半は幾重にもはられた伏線が明らかになり、読むスピードが速くなり、気づいたら読了していました。余韻も残る作品であり、ラスト後の展開もハッピーエンドにするかバッドエンドにするか委ねているのではと考えてしまう作品でした。2017/08/26
角田和也
6
第1章は延々と続くリア充達のイチャコラでほぼ終了。 終盤に急に話が進みだす。 第2章になってすぐに、好きじゃない展開の物語と判明。 そして低いテンションのまま、ダラダラと答え合わせ的な記述。そして最後のミラクルで強引にハッピーエンド。 再読すると面白いのかもしれない。2017/09/02
*ふうか*
5
Webにて読了。 切なかった…2021/03/18
りんな
4
再読。 第一章まではしっかり覚えていたけど、第二章で真実がわかるシーンは若干うろ覚えで、小説の中の博孝と歌帆と、現実の博孝と歌帆のやり取りが、ややわかりづらかった。 友人の達馬と宮沢先輩がいい味出している。2019/08/21