10年後の働き方 - 「こんな仕事、聞いたことない!」からイノベーション

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10年後の働き方 - 「こんな仕事、聞いたことない!」からイノベーション

  • ISBN:9784295001928

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内容説明

今は「聞いたことがない。これは何をするんだ!?」と思うような仕事が、10年後には普通になっているかもしれません。

人工知能に仕事が奪われるなどと言っている場合ではなく、今も、世界で新しい仕事が生まれています。

本書は、実際に動き出している新ビジネスから、意外なアプローチで世界を変えようとしている事例をピックアップ。採用されている技術や、起業家のビジョンを紹介し、私たちの未来の姿、新しい働き方を描いていきます。

Google検索やiPod、iPhoneのように、最初はただ意外に思えたものが、大きく世界を変えていきました。本書で紹介する事例にも、世界を変えてしまうものや、あなたが世界を変えるためのヒントがあるかもしれません。

現在の仕事が今度どうなるか不安を感じている人、将来のキャリア設計を考える人の必読書です!

目次

表紙
はじめに
世界最大級のビジネスイベント サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)とは
目次
第1章 農業と食
未来レポート 世界の食事情を変える培養肉レストランが日本初出店
世界の食料不足を解決する
日本の農業が抱える「労働力不足」の新しい解決策
食の安全を確保し「食べる」体験を豊かにする
消費者自身の手による食料生産の新しい方法
コラム あなたは食べられる? 「昆虫食」の未来像
第2章 交通とエネルギー
未来レポート 最新コンパクトシティ、ポートエリザベスの交通事情
新しい基準の「便利な交通インフラ」を作る
運送業の非効率と人手不足を解消する
省エネ・創エネで持続可能な社会を作る
コラム VR旅行で体験したい、実際には行けない世界
第3章 情報流通と金融
未来レポート 土地オンライン個人取引で躍進した投資家、晩年の意外な出会い
ブロックチェーンによる「透明性」が変えるビジネス
ネット上で交わした契約を物理的に動かす
慎重さが必要なパーソナルデータビジネス
コラム 「信用」はどこまで厳密であるべきか?
第4章 音楽・映像とコミュニケーション
未来レポート 世界を旅した「越境する音楽家」、2年ぶりのゲリラ的復活
クリエイターのビジョンを体現する
クリエイターを変えるプラットフォーム
新しい映像作品を作る技術
コラム スマホやSNSと育つ「ジェネレーションZ」
第5章 医療と健康
未来レポート 東京23区北部における医療・ケアの中心地に新しい機能が加わる
高度に専門化する医療現場を支える
「死」も自分でデザインできる時代の新サービス
持続可能なケアサービスを築く
コラム 最新の遺伝子編集技術が突き付ける課題
第6章 建築と行政
未来レポート 独自色を増す地域の「市民誘致」活動の今
「場」としての建物や都市を作る
建物を作る新しい発想
行政のオープン化と地域の魅力作り
孤独を解消する新しいコミュニティ
コラム 動植物を模倣するバイオミミクリーの建築
第7章 教育とエンターテインメント
未来レポート 「小さな成功体験」を与える教育サービスが1000 万ユーザーを突破
新しい時代の学習システムを作る
障害を持つ子どもに手厚い教育を届ける
教育格差を克服するオープンなコンテンツ
希望を持って変化に向き合う力を育てる
コラム アメリカはキャンプも「個別」で独創的
第8章 服飾とウェアラブル
未来レポート 自転車通勤の風景が変わる!? クモの糸を使ったビジネススーツ
日本のアパレル業界を苦境から救う
「バイオファブリケ―ション」による素材の革命
人間の機能を拡張する新しい「身に着けるもの」
コラム ウィンドウショッピングの「商品売らない」未来像
おわりに
参考資料
索引
著者プロフィール
奥付

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

29
アオリの「世界を変える新ビジネス50の事例」のとおり、アメリカのビジネスカンファレンスに寄せられた世界各国のビジネスアイデアを次々と紹介。担い手不足なり資源不足なり、メインのキーワードは持続可能性のようだ。今の構造をすっとばしてまっすぐゴールのことを考えていく気持ちよさ。◇働き方改革で目指される生産性向上。効率UPばかり言われるけど、生産性=付加価値/労働時間、なのだから、分子の付加価値高めることも同様に働き方改革。それにそのほうが前向きで気持ちいいし。変な法律作るより、アイデアを育てる環境づくりに力を。2018/02/11

Kentaro

27
現代の食の課題に、食品流通の透明性や安全性がある。透明性は、ITによるトレーサビリティで担保し、さらに安全性を高めようとする起業家がいる。アメリカでは、大型トレーラーの中で水耕栽培を行い、都会で野菜を生産するビジネスが生まれている。LEDライトの波長を変え、レタスやケール、バジルなどの野菜を育てる。管理は完全自動化されており、4日間で約272キログラムの野菜を収穫できる。この移動農場は、ニューヨークですでに農業起業家たちに利用され、野菜を育てる人と、透明性の高い野菜を選ぶ人とのコミュニティが生まれている。2019/04/09

Humbaba

8
社会が変化することによって、仕事の形も大きく変わる。そのため、今は殆ど市場がないような仕事でも、将来的には大きな市場が出来ていると言うのは充分に起こり得る。これまでになかったビジネスというのは、当然前例がないため様々な困難を抱えることになる。自分がその仕事をやりたいと想ってやっているからこそ、その辛さにも耐えてやりぬくことが出来る。2017/10/11

yyhhyy

7
未来予報的な本や記事は多いがいずれも誰かのコピペのようなものだ。本書はサウスバイサウスウエストから様々なものを広い、テリトリーが広い。2017/10/05

帯長襷

5
最初は未来レポートとか想像の話から始まるし、夢を語ってるのかすでに計画されている話なのかがわからず、ふわふわした印象でピンとこなかった。CP6「建築と行政」あたりでやっと、そういうことかと理解できた感覚。そうなると面白い本ですね。私の頭が固いだけだと思いますが、内容というよりも本の構成やデザイン(コーナーや体裁が様々あって…)に難があっただけでしょう。SXSWのことと、知識を詰め込んだだけの「ブロックチェーン」の価値がやっとしっくりきたというのが大きい。働き方の深い話ではなくどちらかというとアイデア紹介本2018/04/04

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