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内容説明
2008年12月に社長兼任を発表し、注目を集めたスズキ会長による初の書き下ろし。数々の苦境を乗り越え、世界自動車不況に敢然と立ち向かう。徹底して現場にこだわる強いリーダーシップで、社長就任時に売上高3232億円だったスズキを3兆円企業にまで育て上げた。
小さなクルマづくり、インドやハンガリーでの現地生産、GMとの提携など、同社の躍進を支えてきたユニークなエピソードが満載。巻末には“オサム語録”を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
95
鈴木修さんがよく分かる唯一無二の本。出版された時に欲しかった本だが、手に取らず来てしまった本。しかし思うのは、徹底した現場主義であり、身の丈を知った経営であり、豊富な経験が培っているものであると思う。だから中小企業の親父という題名はそのものである。ただ、ここまで長く会社にいるということは通常不可能であり、課題は明白で、ここまでの名経営者になってしまうと後継者がどうなるか?だけになってしまうことだと思う。本書は、ノンフィクションとしても自動車好きとしてもビジネス書としても楽しめ、示唆・勉強になる一冊だった。2017/06/06
R
34
自動車メーカーのスズキを大きくしたスズキ社長の自伝でした。いかにも昭和の男という表現が似合う語り口で、質素倹約を奨励し、時間と空間と人の無駄を嫌う考え方が骨の髄まで沁みているようでした。アルトの発売や、インドでの成功など成功話だけではなく、イタリアやアメリカでの失敗について、言い訳がましい分析ではなく、失敗を認めて高い勉強代であると割り切って、次への成功へと進んでいく姿が印象的でした。題名の通りでもあり、名士だと思いました。2016/11/26
テツ
26
最近も150ccのジクサーがインドで賞を取りまくったりして(試乗しましたが本当に良いバイクでした)上手い具合に隙間を狙って成功するイメージがあるスズキ。タイトルの『俺は、中小企業のおやじ』が示すように、巨大じゃないからこそできる小回りのきく経営が功を奏すことってビジネスの世界では多々あるのかもしれませんね。どんな職種であろうと現場主義でいることは大切なんだろうな。経営のことは全く解りませんが鈴木修さんの人生とそこから生まれた目線はとても面白く勉強になりました。2018/03/26
にく9
18
ワンマンで有名な方なので、現場社員の方の受け取り方はまた違うんだろうな、と思いつつ。徹底した現場主義、最低限のコストで最高品質の製品を生み出す、日本のものづくりの強さを目の当たりにできる。現場も知らず会議室でレポート見ながら何もかも判断するのが正しいとおもわないけれど、このトップだからありえるオペレーションだろうな。昔ながらの会社の企業を考えている人にはとても参考になるのでは。2013/11/26
fukumasagami
13
ジムニー誕生のエピソード、面白かった。自動車産業も黎明期はベンチャーだったんだな。自らを中小企業の社長と呼ぶのはチャレンジャー精神の表われ。スイフト、スプラッシ、キザシの4輪車商品はヨーロッパで好評。国内市場でも頑張ってほしい。2010/09/11
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