内容説明
いま、神社めぐりがブーム。系統的に回れば、知的好奇心も満足、ご利益もさらにアップ(?) なぜ東日本に「出雲系」の神々がこれほどたくさん鎮座しているのか、その由来を解きながら歴史散歩を楽しみましょう。地域ごとにモデルコースを設定します。写真地図多数。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
獺祭魚の食客@鯨鯢
16
天津神系と国津神系の二項対立の図式は天智系と天武系、百済系と新羅系自民党と野党、右翼と左翼、韓国の親日政権と反日政権という様々な形で21世紀の現代まで連綿と続いています。 「日本人は権力より権威に弱い」2018/06/12
あまね
13
とても面白かったです。今まで神社に参拝するのに、天津系、国津系と思うことなくお参りしていましたが、この本を読んで新しい発見がいっぱいでした。私にしては珍しく、このようなガイド本を隅から隅まで読みました(笑)。著者のご兄弟が理系の経営者で神社と関わりがなく、実際に足を運ばれて書かれているので楽しさが伝わってきます。関東は意外に国津系の神社が多かったのですね。お近くの神様からご挨拶に伺いたいなと思っています。2017/10/03
Kenji Ogawa
1
関東はアマテラスより出雲・大国主・スサノオ系神社(被征服民族)だらけ。神田明神・日枝神社・根津神社・金刀比羅宮・氷川神社、等。ロケーション的には、荒川周辺。治水で神頼みだった。2017/07/02