内容説明
砂漠、海洋、北極、南極、そして宇宙。「科学界のインディ・ジョーンズ」と呼ばれる著者にとって、世界の果ては夢の地だ。――砂漠に架かる“月の虹”。美しい色の細胞を持つ微生物。世界最北にある24度の“冷たい温泉”。辺境は、未知なるもので溢れている。思考の翼を広げてくれる、地球の神秘の数々。研究旅行での出来事や思索を綴ったエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
糜竺(びじく)
25
エッセイとのことだけど、何となく理系的な感じの中身で、文系脳の私にとっては少し読みにくかった。世界には、全く自分には想像もつかないものがたくさんあるんだな、とは思った。2022/07/14
和草(にこぐさ)
10
自分が行かれない所ばかり。世界の果てといえる辺境地ばかり。行くのも大変。2019/02/03
立花朔夏
4
表紙に惹かれて購入した本。科学的・数学的な話も多く、文系で生きてきた私にはわかりにくい話も多かったが、地球や宇宙の神秘を知れた。南極のような、旅行でも行かないような場所の話を読むことが出来るのはめったにないので、わくわくしながら読んだ。専門でないにしても宇宙や星、科学の話が好きな私としてはとても面白く読めた。2017/10/14
マーク
3
30 少し毛色の変わった?科学者によるエッセイ ●千一夜物語 シェヘラザード妃 ●千一日物語 トゥーランドット セレンディピティserendipityとは、素敵な偶然に出会ったり予想外のものを発見すること。 ●温暖化によりグリーンランド溶解→耕作地増加 ●スピッツベルゲン島スバールバル諸島 世界種子貯蔵庫 ロングイェールビーン ●今、間氷期が終わり、そろそろ氷期が始まろうとしている ●超新星リゲルの爆発?あや少なくとも、人間が生きてる短い間は大丈夫。 ●変化の変化=デリバティブ。純益の増加率の成長率。 2021/10/13
ハルマル
3
砂漠、北極、南極…まさに世界の果てをゆく科学者。北極、スバルバールの食用植物の種を集めた「世界最後の貯蔵庫」、ホモ・サピエンスには亜種がいた…好奇心を掻き立てるエッセイ。2019/12/20




