内容説明
いかないでよ、チャイ。頼むから、そばにいて――。縁あって出会った二匹の猫、チャイとミーミー。かけがえのない家族として寄り添う日々を描く感動作。チャイとの別れを描いた、書き下ろし収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ
23
チャイ(猫)と谷村志穂さんとの二人暮らしからスタートし、結婚して二人と一匹の暮らしになり、娘さんが生まれて三人と一匹の暮らしになり、ミーミー(猫)が加わって三人と二匹の暮らしになった、22年間を綴ったエッセイ。これまで猫との暮らし書いたエッセイをたくさん読んだが、これほど心に迫るエッセイはなかったと思う。欲を言えば、チャイとミーミーの写真がもっと多く掲載されていれば嬉しい。全ての猫好きさんにお勧めします。最後は号泣です。2018/12/16
むつこ
20
独身時代から一緒の愛猫チャイが老年期を迎え、伝えたくなったと語る素敵なエッセイ集。我が家にも猫がいるが同じように猫ならなんでもよかった「言葉もなしに響き合う時間」に私の心も柔らかで温かくほぐれて静かに共感。飼い主と猫の関わり方は色々だけど同じ猫好き仲間だと思うと同士のようだ。オススメです。2019/03/25
pugyu
7
寂しい女性作家が猫を飼う。好きなように生きてきた彼女が猫のチャイと暮らすことによって生活の変更を余儀なくされたり、柔らかく温かい生き物に癒されたり。夫との出会いや結婚も小説のようだけど実際にある話なんだ。避妊手術をしたチャイがぬいぐるみで子育ての真似事をする姿になんか泣けた。22歳まで生きたチャイ。ウチの来るにゃんこも長生きしてくれるといいな。2024/12/22
またさか
4
お気に入りさんの感想が気になって読みました。数年前実家の近くに捨てられた子猫を拾って貰い手を探したけれど誰も見つからなくて。すでに3匹飼ってる親友が好意で飼ってくれることになった。その名前がチャイ。そんな思い出があるからタイトルがもう読むしかないと感じた。読んで見たら本当に読んでよかったと思う。ただかわいいから飼うんじゃない。一生の付き合いをする覚悟が必要。ペットを飼うってそういうことだよなって改めて思った。チャイの飼い主にもすぐにオススメしたけど、読んでくれたらいいなあ。2017/08/31
kan416
2
猫と作家さんの物語。言葉遣いや表現力に圧倒。最後は、わかっていたけれど、それ以上に号泣。猫の気持ちと作者の素直な思いが交錯している素晴らしい1冊。今年1番。2017/12/13
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