岩波文庫<br> 萩原朔太郎詩集

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岩波文庫
萩原朔太郎詩集

  • 著者名:三好達治
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  • 岩波書店(2017/08発売)
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  • ISBN:9784003106211

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内容説明

「詩はただ病める魂の所有者と孤独者との寂しい慰めである」として,ひたすら感情の世界を彷徨しつづけた萩原朔太郎は,言葉そのもののいのちを把握した詩人として,日本の近代詩史上,無二の詩人であった.代表作「月に吠える」「青猫」等より創作年次順に編まれた本詩集は,その軌跡と特質をあますところなくつたえる.

目次

目  次

 愛憐詩篇(「純情小曲集」より)
   犀星序
   自 序
   出版に際して
   夜汽車
   こころ
   女 よ
   桜
   旅 上
   金 魚
   静 物
   涙
   蟻地獄
   利根川のほとり
   浜 辺
   緑 蔭
   再 会
   地 上
   花 鳥
   初夏の印象
   洋銀の皿
   月光と海月

 「月に吠える」抄
   白秋序
   自 序

 竹とその哀傷
   地面の底の病気の顔
   草の茎
   竹
   竹
   すえたる菊
   亀
   笛
   冬
   天上縊死
   卵

 雲雀料理
   感傷の手
   山 居
   殺人事件
   雲雀料理
   掌上の種
   天 景
   焦 心

 悲しい月夜
   かなしい遠景
   悲しい月夜
   死
   危険な散歩
   酒精中毒者の死
   干からびた犯罪

 くさつた蛤
   内部に居る人が畸形な病人に見える理由
   春 夜
   ばくてりやの世界
   ありあけ
   猫
   貝
   麦畑の一隅にて
   陽 春
   くさつた蛤
   春の実体
   贈物にそへて

 さびしい情慾
   愛 憐
   恋を恋する人
   五月の貴公子
   さびしい人格

 見しらぬ犬
   見しらぬ犬
   青樹の梢をあふぎて
   蛙 よ
   山に登る
   孤 独
   白い共同椅子
   田舎を恐る

 ○
   雲雀の巣

 「松葉に光る」抄(「月に吠える」拾遺)
   松葉に光る
   天路巡歴
   巣
   懺 悔
   極 光

  「青 猫」抄
   序

 幻の寝台
   薄暮の部屋
   寝台を求む
   強い腕に抱かる
   群集の中を求めて歩く
   その手は菓子である
   青 猫
   月 夜
   春の感情
   蠅の唱歌
   恐ろしく憂鬱なる

 憂鬱なる桜
   憂鬱なる花見
   夢に見る空家の庭の秘密
   黒い風琴
   憂鬱の川辺
   仏の見たる幻想の世界
   鶏

 さびしい青猫
   恐ろしい山
   題のない歌
   艶めかしい墓場
   鴉毛の婦人
   緑色の笛
   寄生蟹のうた
   かなしい囚人
   憂鬱な風景
   野 鼠
   輪廻と転生
   さびしい来歴

 閑雅な食慾
   怠惰の暦
   閑雅な食慾
   馬車の中で
   青 空
   笛の音のする里へ行かうよ

 意志と無明
   蒼ざめた馬
   思想は一つの意匠であるか
   悪い季節
   遺 伝
   白い牡鶏

 艶めける霊魂
   花やかなる情緒
   夢
   春 宵

 ○
   軍 隊

 「蝶を夢む」抄(「青猫」拾遺一)
   蝶を夢む
   腕のある寝台
   青空に飛び行く
   冬の海の光を感ず
   内部への月影
   陸 橋
   灰色の道
   その襟足は魚である
   春の芽生
   黒い蝙蝠
   石竹と青猫
   海 鳥
   眺 望
   蟾 蜍
   家 畜
   野 景
   絶望の逃走
   僕等の親分
   涅 槃
   かつて信仰は地上にあつた
   商 業
   まづしき展望
   農 夫
   波止場の烟

 「桃李の道」抄(「青猫」拾遺二)
   桃李の道
   風船乗りの夢
   古風な博覧会
   まどろすの歌
   荒寥地方
   仏 陀
   ある風景の内殻から
   輪廻と樹木
   暦の亡魂
   沿海地方
   大砲を撃つ
   海 豹
   猫の死骸
   沼沢地方
   鴉
   駱 駝
   大井町
   吉 原
   大工の弟子

 ○
   郵便局の窓口で
   時 計

 郷土望景詩(「純情小曲集」より)
   中学の校庭
   波宜亭
   二子山附近
   才川町
   小出新道
   新前橋駅
   大渡橋
   広瀬川
   利根の松原
   公園の椅子
   監獄裏の林

  「氷 島」抄
   自 序
   漂泊者の歌
   乃木坂倶楽部
   帰 郷
   珈琲店 酔月
   晩 秋
   品川沖観艦式
   告 別

  「散文詩」抄
   auld lang syne!
   情緒よ! 君は帰らざるか
   死なない蛸
   神々の生活
   郵便局
   主よ。休息をあたへ給へ!
   虚無の歌

 あとがき……(三 好 達 治)

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