内容説明
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自傷行為は、本人にとって声にならない叫びであり、背景には、自分を確かなものとして捉えられない不安、他人と適切な関係を築くことができない辛さなどが隠されている。リストカットだから死にはしないという思い込みは危険。周囲の反応がリストカットの回数を増やすこともある。周囲はどうすべきか、本人はどう向き合っていけばよいか。回復に向けてできることを自傷行為の背景など基本的な知識とともに紹介する
目次
まえがき
リストカットなどの「自傷行為」を正しく理解していますか?
1 リストカットへの誤解を解く
2 周囲の人はどうすべきかを知る
3 「私」を取り戻すために本人ができること
4 治療について知っておきたいこと
5 自傷行為を伴いやすい病気
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろか
8
患者さん家族向け2020/06/01
ステビア
7
物語れなさから共通感覚へ。2014/04/25
こばまゆ
6
若者のリスカは、結構いて、珍しいことではなくなっているが、どう、周りが対応したら良いのか知りたく一読。やはり、ズバッとした対処法はない。当たりまえか。どこでも、認知療法は出てくる。認知療法、もうちょっと、詳しく調べてみる必要ありだなと思った。2015/07/10
黒木 素弓
5
リストカットは、かまってほしいからするものではなく、強いストレスを自分に向けてしまう行為だと知った。かまいすぎてもいけないし、見て見ぬふりをするのもよくないし、腫れ物に触れるような扱いもよくない。時間をかけて、ゆっくり向き合っていきたい。2017/01/30
もあ
4
心の痛みを体の痛みでまぎらわせたい…。本人の助けを求める悲痛な叫びを受け止めて!自傷行為の背景と対応法を専門医が徹底解説。2018/01/01