内容説明
難攻不落の斎藤龍興の稲葉山城を目の眩むような奇策で奪取し、その後木下藤吉郎の軍師となって次々と非凡の才をあらわした竹中半兵衛。鬼才をうたわれつつも裏方に徹し、主人に惜しみなく助力を与えた半兵衛の人物像を浮き彫りにした表題作ほか、逆境に立ち向かい、修羅場をくぐり抜けて男の意地をつらぬいた武将、剣客など歴史上の英雄たちを活写した傑作時代小説集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AICHAN
7
津本さんの文体は独特で、特に読点の打ち方に特色がある。この短編集にはその匂いが少なかった。編集者が手を入れたのだろうか。2013/08/05
つねき
2
うーん、確かにどの男性の話も格好いいとは思うけれど、短編だからかすごくあっさりしているというか… 全体的に印象に残るような作品では無かったです。2017/01/25
ひびき
0
表題作のために購入。でも他の作品のほうが興味深かった。このひとの作品は戦いの場面に味があると思う。刀よりそれを使うひとに自分は興味があるんだなと再認識。2015/05/18
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