文春文庫<br> 以下、無用のことながら

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文春文庫
以下、無用のことながら

  • 著者名:司馬遼太郎
  • 価格 ¥815(本体¥741)
  • 文藝春秋(2017/07発売)
  • 寒さに負けるな!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~1/16)
  • ポイント 175pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167663131

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内容説明

「新春漫語」「綿菓子」「古本の街のいまむかし」「学生時代の私の読書」といった身辺雑記から「自作発見『竜馬がゆく』」「『翔ぶが如く』について」自作について、「文化と文明について」「日韓断想」「バスクへの尽きぬ回想」といった地域、歴史への想いなど、折りにふれて書かれた、厖大な量のエッセイから厳選した七十一編。森羅万象への深い知見、序文や跋文に光るユーモアとエスプリ、弔文に流れだす、人間存在へのあるれるような愛情と尊敬――。日本人の高潔さと美しさを見つめた視線の先には何があったのか。司馬遼太郎という作家の豊穣な世界に、あらためて酔う一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

66
様々な分野から集めた短文もの。エッセイ、小説のあとがきや小説を書くにあたり思った事など、司馬氏の小説などの作品には描くまでに至らなかった、ふっと思った事などを選集したもの。そんな「ふっと思った事」とさりげなく書いたが、一つ一つの内容のページ数は少ないが読みごたえは抜群。著者の専門の語学系や民族、歴史、そして宗教等、私の無知な知識ではついていけない内容も多くじっくりと読んだ。そして学んだ。2017/05/26

detu

55
司馬遼さんの名を初めて知ったのは大河ドラマ『国盗り物語』を観た15歳の時。その後、原作を読んで、それからは虜となって立続けに読んだ。それでも随筆集を読むことは殆ど無かった。今回『以下、無用のことながら』いかにも司馬さんらしいタイトルであると感じ手にしてみた。「この国の形』など、心からこの国を愛し、行き先を案じておられるようだ。人間の心のありよう、何にとらわれ何に惑わされるのか。歴史、宗教、風土、人類学など多くの観点から検証されている。とくに仏教については興味深く拝読しました。2016/06/05

いわにほ

47
今年100冊目の本。綺麗な日本語を読みたくなったので手にとった。✦司馬先生は書くことが本当に好きな方なんだと伝わってくる。本書は71編の話で構成されており、どこから読んでも良い。✦通して考えると、一見バラバラに見えるが著者の確固たる哲学や生き様が伝わってくる。✦文明や文化を明文化したがっている。人間とは文化てある。日本という国の成り立ちを、社会・宗教・文化という視点で膨大な資料をあつめ、司馬観により咀嚼され、こうしていま僕がそれについて考えている。どれほどの信念と努力を持って調べ学んだか、想像に及ばない。2019/11/29

AICHAN

37
図書館本。エッセイ、講演、談話、あとがき等、さまざまな短文集。いい加減なタイトルだが中身は濃く、ページ数も半端なく分厚い。で、じっくりと丁寧にゆっくり読んだ。冒頭のエッセイは土地問題についてのもの。晩年の司馬さんは土地が投機の対象になってしまっている日本の現状を強く憂いていた。その思いに久しぶりに接した。また仏教についての論文調の文章各種では、仏教についての勉強のし直しができた。大いに頷ける内容が多かった。例えば浄土真宗(一向宗)の教理がキリスト教と通じるところがあるとの見方だ。2017/04/16

i-miya

34
2011.10.20 ◎『新春漫語』。 昭和恐慌、林芙美子は着物を全部売って、海水着で過ごした、生活した。◎『綿菓子』。 ◎『裾野の水』。 三島、空襲のなかった町。浪漫亭-箱根、三島。ふうせん。太宰治の西限、三島。旅は話の継穂に似ている、自分がその土地について知っているかすかなことをよすがにして。実感を深めたい衝撃にかられる。下駄屋。昭和6年うまれ、大岡信。 柿田川の湧水地。2011/10/20

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