内容説明
1983年7月15日、コンピュータゲームの歴史を大きく変える、
偉大なるゲーム機が誕生した。
手頃な価格ながら、ゲームセンターで人気のゲームが
そのまま自宅で遊べるほどの性能を有したファミリーコンピュータ、
通称・ファミコンは、アタリショック以降低迷していた
家庭用ゲーム機市場を蘇らせることに成功する。
ファミコンの登場は、遊び文化そのものを一変させるほどのインパクトをもった
歴史的な出来事と言っても過言ではないだろう。
1985年に「スーパーマリオブラザーズ」が発売されると、
ファミコンはその名を世界中に轟かせ、
以降、長年に渡って日本はコンピュータゲーム業界の牽引役を担うことになるのである。
本書は、そんなファミコンの全ソフトを、カートリッジとパッケージの写真付きで掲載。
さらにディスクシステムはもちろんのこと、周辺機器もカバーしている。
コンプリートガイドの名にふさわしい、究極の一冊がここに堂々完成!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
49
ファミコンの発売は83年の夏。「スーパーマリオ」と「ドラクエ」の登場により爆発的に普及していく。本書では全1252本のソフトとディスクシステム、周辺機器までを完璧に網羅したオールカラーだ。─我が家にファミコンが導入されたことは、とうとう無かった。親にねだった事がなかった分、友達の家の機器を私物化していた記憶がある(朝から叩き起こしに行ってたっけ)。もうその頃の市場は『ゲームボーイ』へと、転換する時流に差し掛かっていた。放課後に交わされた裏技のクチコミが、一夜にして広まった熱狂の余波が今も漂う。2017/01/20
るぴん
30
図書館本。思いっきりファミコン世代なので、非常に懐かしい1冊。発売された全ソフトがオールカラーで掲載されているので、好きだったソフト、友達の家で遊んだソフト、難しすぎてクリア出来なかったソフトなど、当時を思い返しながら読んだ。ファミコンソフトだけでなく、周辺機器、ディスクシステム、おまけグッズやポスターまで載っていて楽しい。相撲ゲームや占いゲーム、サラリーマン向けゲームなど、今ではあまり見ないジャンルも多かったんだなぁ。2017/03/22
春ドーナツ
16
1252本のゲームソフトの情報を3日かけて通読する。タイトル、メーカー、発売日、パッケージ、ソフト本体、オープニング画面、ゲーム画像2点、3行のキャプションが1ユニットだ。扉の無い壁に囲まれた未知数の記憶群のひとつが壁抜けして、幽体離脱のように、あるゲームソフトにまつわる当時の情景を目の当たりにすることが数回あった。あまりにも鮮やかで、呆気に取られて、しばし読書を中断することになった。ある種のストイックさは背中を見つめただけでわかるものなのだ。ニューロンの発火は、私の場合ゲーム画像だった。プルースト体験。2019/04/25
ふう
10
ファミコン全1252本、ディスクシステムや周辺機器なども写真解説ともに豊富に収録されており、2300円が納得のボリューム。ファミコンは有野課長でしか縁がないが読んでるだけでとても楽しい気持ちになれる(読み応えかなりあり)。各ソフトのひとこと解説が◎。語尾の「るぞ」、「2人同時プレイが熱い!」が多用されてるとこに一人で書いたガチ感を勝手に感じてしまったりして。「スター・ウォーズ」が会社違って同じタイトルで2作あったがそんなんでいいのかw とりあえずファミコン全部やってみたくなるなー2018/06/13
スプリント
7
コンプリートの名に恥じぬ充実した内容です。ファミコン・ディスクシステムのすべてのソフトが写真付き・コメント付きで紹介され、周辺機器もすべて紹介されています。知らないソフトが多いことに驚きました。経営マネジメント系のソフトも何本も発売されていたんですねー。2017/02/25
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