内容説明
「あなたを生んだのは、この私」何かにつけ、印籠を見せるようにそう言い放つ母親たち。かたやその言い分にぐうの音も出ない娘たち……。心底憎らしいのにどうしても嫌いになれない、そんな矛盾に苦しむ女性はあなた1人ではありません。診察室を訪れた8名の娘たちのエピソードと著者の実体験を軸に綴る、母と娘の現実。娘(あなた)が幸せになるための6つの処方箋を収録。『怒り始めた娘たち』改題。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みっちゃんondrums
14
まあ、自分のケースはそれほど深刻なものではないのだろう。厳しくて、娘を褒めることのなかった母が年を取り、私の世話になるようになってから、褒める、ありがたがる。それに対して、今さら、と冷たい対応をしてしまう鬼娘の自分。仕返ししているらしい。この本でちょっと正当化してもらった。子どもの頃、今に、優しくてお金持ちの本当のお母さんが迎えに来てくれると思っていたのは、私だけじゃなかったらしい。あ、尊敬も感謝もしてますよ、母のことは。←本の感想じゃないね。2017/04/10
スリカータ
12
約10年前の本だが、母と娘の関係性というのは普遍的だ。本書に紹介されている小説は殆ど読んでいるが、解決した人、できなかった人、やり方は人それぞれで、多少の参考にはなるけどその程度に留まるくらい。だが、佐野洋子さんと村山由佳さんのお母さんは異質だ。香山さんの診察室に訪れる患者さんの話を聞くと、私も母親から同じような態度を取られたり言われたりしたことを、忘れていたけど思い出した。2026/01/14
てまり
12
母と娘。同性だからこそ難しい。でも、普通に上手くいっている母娘も多いと思う。私はどちらかというとそうじゃない方。母から連絡あるとめんどくさいと思ってしまうし、小さい頃の記憶に怒っているし、そう思いながらも別に虐待された訳でもないし、愛情をかけて育ててもらったとは思っているので、母に冷たくしてしまう自分に罪悪感を感じてしまう。そんな人のための本だと思う。だからこの本を手に取ったんだな。ゆるく解決策を出してくれていて、スッキリした。2020/01/03
てくてく
7
母親と娘の関係は息子とは異なり、依存関係が複雑で、関係解消がしづらい。著者が相談を受けた事例や親娘関係に関する書籍を通して考察されている。ただし、母娘ストレスから解放されるための処方箋まで書かれているが、説得力としては今一つわからなかった。2017/02/09
zooomin
5
男と女でこんなにも母親の態度や育て方が変わるのか、と納得。母親とうまくいかないことで自分を否定せず、嫌いなことも受け入れていいとの香山さんの言葉に救われた。わたしの周りの母娘もこんな境遇だったりするのかな?自分が母親になった時にも目を通しておきたい本2017/09/05
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