文春新書<br> 米中激突 戦争か取引か

個数:1
紙書籍版価格
¥968
  • 電子書籍
  • Reader

文春新書
米中激突 戦争か取引か

  • 著者名:陳破空/山田智美・訳
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 文藝春秋(2017/07発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166611379

ファイル: /

内容説明

アメリカ・ファーストを掲げ、大統領となったドナルド・トランプ。選挙中は「日本と韓国は自前の防衛力を強化すべき」などと発言し、アジア太平洋地域でのアメリカのプレゼンスの後退、中国のさらなる台頭を許すのではないかといった予想もあった。しかし、当選後は日本の安倍首相と早々に会談するなど、日米同盟の強化を図っているようにも見える。トランプ時代が到来したアメリカで、いったい何が変わり、何が変わらないのか。中国との関係はどうなっていくのか。気鋭の政治評論家が分析する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

25
トランプと習近平のネガティブな面を強調した内容。17年の著でありトランプの続投があるのか、彼らの駆け引きが続くのか興味深い。 ボルトンが当時提言した在日米軍を台湾に移動の案は面白い。日本の米軍の空洞化で危機感が増すが、尖閣などは却って近くスクランブルに有効。さらに中国の台湾侵攻なども防げ、南沙諸島も中国への睨みがきく。2020/09/26

北山央晃

1
国際情勢はよく理解できないことが多い。 というか、中国、韓国、北朝鮮の政治的行動原理がわからない。こんな僕はおひとよしの政治音痴の典型的日本人なのか、そうではないのだろうか。 今の日本人は大なり小なり欧米的政治的行動原理の影響を受けているとすれば、特に中国人、その政府の政治的行動原理は違う価値観に基づいているのだろう。 やがて中国がどのような国際政治を目指していくのかそして欧米的政治的行動原理とどこかでアジャストするのかクラッシュするのか。興味は尽きない。2017/12/24

Satoshi

1
○ 少し鵜呑みにできないような気がする本。2017/11/19

東側ギャン

0
今の中国共産党は圧倒的に国力の小さい相手、漢王朝にとっての匈奴や唐王朝の吐蕃みたいに北朝鮮に貢物をおくって媚びてるっていのにはふむって思った、確かに。2017/10/16

古本虫がさまよう

0
去年の7月に出た本。トランプ政権発足以降の米中の国際関係の動きを論評したもの。 前著『日米中アジア開戦』 (文春新書)も面白く読んだ記憶がある。 中国からの亡命者ということもあり、中国にはかなり批判的だ。そのあたりの中国分析はおおむね正しいと思う。今回の本(『米中激突』)では、トランプと習近平の二人を中心に比較分析しながらの一冊。おおむね、習は尊大で卑小な政治家として描かれている。2018/05/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12076590
  • ご注意事項