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内容説明
すべては、著者シェリル・サンドバーグが
休暇先で最愛の夫を亡くした瞬間から始まった――
生きていればだれだって苦難に遭遇する。
そういうとき、考えるべきは「次にどうするか」である。
完璧な人生なんてあり得ない。
だからみんな、なんらかのかたちの「オプションB」を選ばざるを得ない。
この本は、だれもがオプションBをとことん使い倒せるようにするための本である。
――「はじめに」より
「オプションB」とは、「次善の選択肢」のことだ。
だれであれ、「バラ色」だけの人生はあり得ない。
「最良の選択肢(オプションA)」ではなく、オプションBを選ばざるを得なくなったとき
その逆境からどう回復すればよいのか。
夫を失ったシェリルに、友人で著名心理学者のアダム・グラントが教えてくれたのは、
人生を打ち砕く経験から回復するための、具体的なステップがあるということだった。
回復する力(レジリエンス)の量は、あらかじめ決まっているのではない。
レジリエンスは、自分で鍛えることができるのだ。
失恋、挫折、人間関係のこじれ、仕事の失敗、突然の病、そして愛する人の死――
人生の喪失や困難への向き合い方、逆境の乗り越え方を、
世界的ベストセラー『LEAN IN』著者と『GIVE & TAKE』著者が説く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
260
うーん、イマイチ。内容は悪くないんだけど、ダラダラと書き綴っているだけなので、読む気がうせてくる。これはページのデザイン的な問題で、太字などの強調箇所もなく、文字が詰まりすぎているのが一因かもしれない。また、あくまでも著者が個人的に体験したことや、著者の周りの人間に聞いた話を、実際の出来事を交えながら紹介しているだけなので、いまいちエビデンスや説得力に欠ける。なによりも、私自身が著者のような途方もない喪失感に直面した経験がなく、自分ごととして読めないことが原因かもしれない。2017/10/18
あすなろ
85
まずは前作を書かれた後に著者とその家族を襲ったとてつもない哀しみに驚いた。そして、それに打ち克つ原動力である心の持ちようとシフトは?そういう本である。レジリエント=回復力を得るためには。先ずは、自責の念から出る。そして、自分の人生はある程度自分でコントロール可能なことに気がつくこと。そうした志向性は、子供の教育にも活かすべし。ラストの愛する夫への語り掛けには涙腺が緩む。それは極めて個人的感情であり、夫を早くに亡くした我が母の想いとその子の明確な目的を据えた自分自身の人生コントロールに僕自身が共感したから。2017/10/02
どんぐり
49
フェイスブックCOOで慈善活動家のシェリル・サンドバーグとペンシルベニア大学の心理学者アダム・グラントの共著によるレジリンエス本。レジリエンスは、「逆境が襲いかかってきたときにどれだけ力強く、すばやく立ち直れるかを決める力」で、自分で鍛えることができるというもの。この本には、休暇先で突然夫を失ったシェリルが、いかに配偶者の喪失に向き合い、希望を見出していったか自身の体験をもとに書いている。Facebookには、ジリエンスを育む「OPTION B」のコミュニティサイト2018/06/28
けんとまん1007
45
レジリエンス。今、考えざるをえないテーマの一つ。持って生まれたものもあれば、そうでないものもある。あとから学ぶことで、一定のものを身に着けることができる。そんなものの考え方を、少しずつ、変えることで、大きな力にもなりうる。いい個人として。一つの組織として。2018/11/07
はるき
32
逆境への対処と再生へのノウハウ。事の大小はあれど、誰もが経験する苦難を乗り越えるにはどうしたら良いのか。 あくまで個人の見解だし、正解はないけど、説得力があります。2017/08/26