内容説明
「18歳(大学入学時)がピーク」では切なすぎる!
学歴より資格と専門性。
好きな仕事で食える人間を育てるために、親ができること。
「マネープレッシャー(お金の心配)がないこと」、「好きな仕事で稼ぐこと」が、人間の幸せの大きな土台になる、という考え方をもとに、我が子にその2つを実現させるために必要なことを説いた画期的な本。長期的視野で子育てを考えることの大切さを、ぜひわかってほしい!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hk
20
…「勉強しろ」とクドクド云うよりも、「オレは仕事が楽しくて仕方がねえんだ」と伝えることが子供の学習意欲を高めるための良薬だ……成程これは腑に落ちた。子供の立場からすれば、勉強しろと云われても何のためにするのかが解らない。そこで刻苦勉励の結果として「楽しい仕事」が待っていることを示すという戦術だ。ただしこの戦術には「仕事が楽しい人」と「子供とふれあう時間的余裕がある人」のハイブリッド人材しか使えないというボトルネックがある。資本の歯車として骨を砕いているオヤジさんたちに、果たしてその余裕があるのだろうか??2018/06/16
あっか
14
新刊。とかく、こういうタイトルに弱い。笑 んー、求めていた内容とはちょっと違った印象。なんだろう、うまく言えないけれどブレていると感じたというか…受験の選び方やスケジュール管理法などは、専門の講師の著作を読みたい。全体を通して、統計や調査結果ではなくご自身の子育ての経験のみで語られているのが残念でした。とは言え、わたしもこういう子育てをしたい!と思えるピカッと光る名言もあり、今後の子育てで忘れずにいたいです。2017/09/21
たか
10
単に子供の教育方針の道標となるだけどなく、自分自身の今後の方向性を決める上でもとても参考になった。2017/08/16
しろくま
9
私自身、普段お金に関して意識が薄いところがあるので、タイトルが気になって読みました。確かに言っていることはわかるのですが、想像していたこととは違っていたかな。具体的な統計に基づくものではなく、筆者の経験や感じたこと等が中心。幸せに生きていくために、確かに「マネープレッシャーのない暮らしができること」は重要ですが、「資格」のある仕事ばかりではないし、色んな働き方もあるわけで…。収入が多くても仕事ばかりで休みがとれないような働き方は果たしてそれは幸せなのだろうか…等(夫が仕事に追われているため(-_-;)。2018/04/20
♡kana*
7
目標は、大学入学でも、就職でもない。その先の長い将来のことを考えて、選択していくことが大切。言われれば、確かにそうだけど、日々の中で、冷静に実行していくことは、難しそう。でも、忘れないでおこう。節目となる選択をするときぐらいは、冷静でいられるように。2018/12/22