中公新書ラクレ<br> ゴルフが消える日 至高のスポーツは「贅沢」「接待」から脱却できるか

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中公新書ラクレ
ゴルフが消える日 至高のスポーツは「贅沢」「接待」から脱却できるか

  • 著者名:赤坂厚【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 中央公論新社(2017/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121505811

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内容説明

ゴルフ人口の減少が止まらない。少子高齢化やライフスタイルの変化により、日本において、この20年でゴルファー数は40%以上減少(総務省「生活基本調査」より)。92年に約2兆円あったゴルフ場やゴルフ用品などの市場規模も13年には9000億円と半減した。オリンピック会場問題、ナイキなどのメーカー撤退、男子プロゴルフ試合数やギャラリー数減少、外資によるゴルフ場買収が報じられるなど、見通しも暗い。そこで「このままでは日本のゴルフが消えかねない」と警鐘を鳴らすスポーツライター赤坂氏が「東洋経済オンライン」での連載をもとに、現状のレポートと提言をまとめて緊急出版。日本にゴルフ場ができて1世紀。ゴルフがオリンピックの正式種目となった今こそ復権のチャンスだ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mura_ユル活動

84
どのスポーツも少なくなる競技人口、人の取り合い。今後の日本ゴルフがどうなっていくのか、現状も含めて認識できた。平日・昼食付きで今や4,000円台もあるプレーフィー。サッカー(FIFA)やF1、アジア開催し盛り上がった例もあり、米PGAツアーやヨーロッパツアーを日本で開催しても良いと思う(2016年米PGAが東京支社設立)。練習場は女性が少ないが、今行っているレッスン(シミュレーションゴルフ)は若い女性が約8割。環境を良くしさえすれば人は集まる。東京オリンピックもあり、書かれている潜在競技人口に期待したい。2019/06/15

きょちょ

21
ゴルフ人口はピークの時に比べ、約3分の2。 私のメインコースも、メンバーは半減だ。 本書は目新しい内容ではないが、打開策の1つとして、19・20歳の人のプレーフィーを無料にするというのは大賛成。 安くなったとはいえ、やはり敷居の高いスポーツ。 練習場ではなく、1度でもコースに出てプレーすれば、ゴルフの魅力に気づく人も多いだろう。 ★★ 2017/04/27

mazda

17
初期費用がかかるし、プレー代金、道具代と、かなりの出費になるから、なかなか始めるのは難しいかと…。おまけに、ちょっとゴルフを知っているオヤジの、あのウンチクがいやなんだよな…。見るのは好きですが、プレーするのは苦手、というのが私のスタンスです、はい。2019/06/25

Kentaro

2
ダイジェスト版からの感想 ゴルフは業界全体で約53%減となり、下降幅が突出している。ゴルフのイメージは「お金がかかりそう」といった内容がとても目立つ。「接待」といったイメージから、「贅沢」「お金がかかる」と思われている。団塊の世代が70代に突入する2020年が、それから先にゴルフが消えるかどうかの正念場になると懸念されている。ゴルファーを増やしていかない限り、ゴルフ業界が苦境に陥るのは「明白」である。 ゴルファーたちに提供すべき価値とは何かを考え、かつてのイメージから変えていく努力が、今後一層必要だろう。2018/03/12

カモシホ

2
ゴルフが好きで良くやってます。ゴルフ業界の発展の為に、ゴルフをやった事が無い若い人をゴルフに連れて行く。これが自分に出来る事かなと感じました。本に書いてあるようにもう少し気軽に出来るといいと思います(^^)2017/07/22

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