山と溪谷社<br> ヤマケイ新書 山のリスクセンスを磨く本 遭難の最大の原因はアナタ自身にあった

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山と溪谷社
ヤマケイ新書 山のリスクセンスを磨く本 遭難の最大の原因はアナタ自身にあった

  • 著者名:昆正和
  • 価格 ¥686(本体¥624)
  • 山と溪谷社(2017/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635510479

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内容説明

登山の最大のリスクは自分自身にあった!
今までにない切り口で語られる、全く新しい登山のリスクマネジメント。

山岳雑誌『山と溪谷』にて好評連載された「山の”まさか!”と”ほんと?”を知る講座『―すぐそこにある山のリスク―』」に書き下ろしを加え、パワーアップでの新書化。

登山届の必要性、リーダーシップ論、山小屋の混雑、ビバーク、クマ問題から道迷いを防ぐ超ズボラテクニックなど。
著者の実体験をベースに、軽妙な文章と具体的な事例を使って、どうやってリスクを回避するか、王道からウラ技まで教えます。

企業における危機管理の専門家が語る、全く新しい山のリスク回避術の登場!

<内容紹介>
第1章 事前の準備と心構えがモノを言う
“まさか!”の原因は自分の中にある/<登山届>は何のため?/違反したらキップ切っちゃうぞ!/ピッとタッチすればもう安心?/過ぎたる情報、なお及ばざるがごとし/ああ、カン違い3連発!/コワイはアブない!?/変化めまぐるしきは山とて同じ

第2章 こんなときどうする?
まずは落ち着くが勝ち!/私はコレで道に迷いました/とどまれない理由/コロんでスベッてああしんど!/かくなる上はビバークだ!/おっかなビックリの避難小屋体験/あの手この手の代替手段/たかが、されどのクマ問題/万事休す、なんて考えたくはないけど

第3章 山での人間関係がリスクになるとき
鳥だ、飛行機だ、いや、おせっかいマンだ!/“まだいける”のリスク/なあなあ的リーダーシップ論/なあなあ的メンバーの心得/一人気ままに歩くことの自由と責任/お互いさま精神で山小屋の混雑なんのその/「いいね!」と「拍手!」で天まであがれ

第4章 リスクの低減・回避・改善のために
[食う・寝る]?[歩く]の原則/遅れてるぅ!と言われないために/皮膚感覚でリスクを察知せよ!/道迷いを防ぐ超ズボラテクニック/困ったときのプライオリティ/折れない心で危機を克服しよう/シニアからのリスクマネジメント的意識改革/できる山ヤはコレでリスクを潰す!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

21
自身の登山経験も織り込んだ軽妙な語り口が面白く読みやすい一冊。技術論ではなく、個人のマインド面から考える登山リスク管理への所見が新鮮で有益と思う。登山だけでなく、対象を山から街に置き換えることで生活や仕事でのリスク管理にそのまま応用できる章もある。160頁からのいいねと拍手で天まであがれの章は今のSNS過剰社会ゆえに起きる困った事象に対するその原因、対策を含めた短くも鋭い指摘。あと、200頁からのレジリエンスへの言及なども登山本では異色で面白い。山でも街でも人に発するリスクと対策は普遍的ということだろう。2017/09/28

ichi

16
【図書館本】リスク管理について心構え、備えについて著者の経験を混じえながら書かれていました。この手の本は勉強本みたいで読むのに難儀するのですが、すごく読み易かったです。2017/12/05

えりんぎ

7
最近山に登り始めた。初心者の今は慎重で臆病な態度で山に臨んでいるが、それを今後も忘れないようにしたい。2023/02/25

run

6
読みやすい文でスラスラ読める。でも言ってることは、スラリと流してはいけない大事なことばかり。各節の、一言まとめが上手。2017/08/05

jetcity

2
軽いタッチで山のリスク管理が理解しやすくなっている。日帰りでもツェルト持参で決定!2018/08/25

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