灯台はそそる

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灯台はそそる

  • 著者名:不動まゆう
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • 光文社(2017/07発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334039998

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内容説明

海の安全を守る灯台。役割が重要なのはもちろんだが、ポツンと立つ姿は、人工物ながら風景を邪魔せず、むしろ趣を与える。実はファンは多く、好みのあり様も豊富。ところが今、灯台はまさに“崖っぷち”だ。GPSの台頭と省エネの流れの中、減少の一途……。その灯火を絶やさぬよう一人でもサポーターを増やすため、“灯台女子”が魅力と愛し方を余すところなく綴る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どぶねずみ

30
ラジオ番組でこの著者の灯台に対する熱意を拝聴し、著書を2冊読んでみた。1冊目は写真が中心で、灯台が自然に融合した美しい景色や、灯台のデザイン性を重視した内容だったのに対し、本書は灯台の機能や歴史をもう少し掘り下げて書かれたものだ。日本では2006年を最後に灯台守はいなくなったけれど、灯台は波打ち際に佇む灯台も多く、波に拐われて行方不明になってしまった灯台守のご家族もいたという悲しい話など、美しい景色の裏に潜む悲話も。さて、灯台に行ってみよう。2017/11/20

ふろんた2.0

17
灯台愛がすごい。でもマニアックにならず、わかりやすくかつ教養も身につく。灯台ファンの自体はまださほど多くないようだが、フィールドワークがハードだからか、愛好者たちの連携もよく取れているようだ。登ることのできる灯台は15ほどあるようだ。2018/04/11

えりまき

14
2025(152)勉強になる!犬吠埼灯台は九十九里浜にかけて99段。「当然、私は『灯台守』という職業に従事されていた方々に大して尊敬の気持ちと憧れを抱いています。その理由は、第一には”大好きな灯台にこれほど寄り添える仕事は他にはなく、もし現在でも灯台守という仕事があるなら絶対に就きたかった”と思うからですが、もうひとつは、”過酷な仕事でありながら、その責任を果たすため、多くの人命を救うためには自分をも犠牲にする覚悟があり、命の尊さを誰よりも良く知っている方々だ”と考えているからです。」←強く共感! 2025/06/22

ikedama99

12
夜に読む本。自分は灯台は好きな建物の一つ(最初は「ムーミンパパ海へ行く」から・・もう、50年以上前)なので、このタイトルにひかれて、読み進めた。期待にたがわず、面白くそしてへぇーと思いつつ読んだ。ファンにもいろいろなタイプがあるというのが納得だった。自分は、「ランドスケーパー」と「フィールドワーカー」かもと思ったところ。灯台も見に行きたいな。また、映画の「新・喜びも悲しみも幾年月」をまた見たくなった。2025/05/13

雲をみるひと

11
灯台マニアを自認する作者にする灯台に関する本。トピックが多岐にあたるが、テーマ毎の文量は多くないトリビア本に近い構成。深みはともかく、歴史、役割、機能分類、素材、海外の状況、関連人物等トピックの網羅性が高い。何はともあれ、作者の灯台愛で溢れている作品。2019/04/05

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