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内容説明
山で獲った獲物を解体し、肉を整理する。
焚き火をおこし、自作のポッドハンガーにぶら下げたクッカーで湯を沸かしながら、油を引いたスキレットで獲れた肉を焼き始める。
まずはあまり凝らずに塩と胡椒だけで味を付け、しっかり焼けたらナイフで一口大に切り、口へ運ぶ。
この肉はどんな味がするのか、毎回獲物を獲ったあとの楽しみである。
残った肉は焚き火でいぶして、翌朝サンドイッチにしよう。
こうすることで、より長く保存することが可能だ。
旨味も増し、スープの具材やつまみとしても重宝する。
獲物を美味しく食べること、それは猟師の楽しみであると同時に、命に感謝することに繋がると思う。
この本では、熊、鹿、猪、鳥類、魚類、穀物など、これらを山中でどうしたら美味しく食べられるのか、著者がマタギから学んだ方法や、独自に編み出したサバイバルレシピを交え、紹介していく。
目次
第1章 獣類
第2章 鳥類
第3章 魚類
第4章 穀類
第5章 猟師の衣食住空間
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
booklight
19
アウトドアクッキング本テイストで猟師飯を紹介。実際に解体の写真もあり、なかなか生々しい。デザイン的にはキレイに作ってあるので、興味本位で見る分には読みやすいが、実際使うとなると解体の写真が小さくわかりづらいか。サバイバルという実質本位の内容とデザインのギャップがある。とはいえ、熊の胆の乾燥前後の実物を見られて、『お湯に溶ける時くるくると回るものがよい』という話などは面白い。鹿、猪、熊、野兎、鴨などが出てくるが、知識だけでなく実物を扱っているので、やっぱり解像度は高いなぁ。2018/08/26
kanki
15
ブッシュクラフト。唐辛子や行者ニンニクがいい。熊や鳥の竹蒸しはふっくら温かく香りもよくなる。解体から調理からやってみたくなる。2025/02/05
マイアミ
3
★★★ どの料理もとても美味しそうに見えるし、レシピもあるので簡単に作れそうとも思うが、いざやろうと思うとそこには乗り越えることが不可能だと思える高い壁が存在している。つまり、この本と現実の間に壁を感じたということである。実際に食べることのできない料理を紹介されても見てるだけの側からすると虚しくなるだけだった。もう少しこちら側に降りてきて食材や調理法や料理、実際に口にできるお店の紹介があったら良かったと思う。写真も背景と同化しているものが多くちょっと見にくかったのが残念。 2020/02/01
ようはん
2
数々の獣肉料理やイワナ料理等が美麗な写真で紹介されていて本当に美味しそうに見える。狩猟で得た獲物の捌き方だけでなく山中でのサバイバルの基礎も写真で分かりやすく説明してある。2019/05/02
海星梨
2
ぱらぱらと。獣類はそれぞれのレシピの前に種の紹介がついていてるに、鳥類はいっきにまとめてあったり、なぜか文末がきれている頁があったりが気になって結局適当に写真を見るだけになってしまいました。2018/09/14