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内容説明
【電子限定特典ペーパー付き】いろいろ不運が続いて不安障害になってしまった、イラストレーターでマンガ家の【いこまん】。症状改善のため、無二の友でもある同居中の彼氏【トリさん】と「夜さんぽ」を始めてみた……。不安だからこそ出会える「夜」がある。不安だからこそ見つかる「夜」がある。そんな「夜」を探しに散歩する、どきどき、わくわく、しみじみ…と心に届く珠玉のエッセイコミック。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パンダ侍
13
★★★☆☆ とても懐かしい気持ちに。不安障害を患い、外出もままならないイラストレーター「いこまん」の夜の散歩。いつも見ているものが違うものに見えたり、ものすごく小さい発見がある。また、いつも一緒に歩いてくれる同居人の「トリさん」がとても優しくて沁みた。関西の空気も懐かしい。 コレがいいんだよ、こうしないとダメなんだ、という押し付けが一切ない。誰かに優しくしたくなりました。2018/01/06
じょり
9
表紙の雰囲気と帯にあった~傷ついた心に「夜」はやさしい。~の言葉に惹かれて購入。カウンセリングなど特になく、ただ散歩をする内容だったが、適度な運動と好奇心や連れがいたことで改善されていく流れがほんわかした。たまたま私自身も最近歩いているので、できるだけ続けられるよう頑張りたいところ。2017/08/20
おやおや
6
主人公が関西人やから、全編関西の空気がシミ出してて、なんともはや。 「不安障害」という障害を持っている主人公やけど、コレ読んでたら、障害やなくてひとつの個性、ほの人の魅力のひとつ!って思えた!2017/07/22
つばぶぅ
5
自律神経を壊し不安障害になった著者のエッセイコミック。夜を歩く。優しい漫画でした。がしかし、なんでこういうの描く人ってほぼ恋人がいるんでしょう。それもかなり人間の出来た恋人が。承認欲求がある程度満たされているし、うーんな部分もある。2017/08/14
うさやま
5
運動不足と不安障害を和らげるために、同居人と始めた夜の散歩のエッセイ。何も起きないし、変わったものを発見するわけでもない。ただ、いつもの風景を見て、また、それが変わっていくのを見る。 夜の風景や、主人公(作者)が気持ちや感覚の変化に戸惑ったり、連れ合いがそれを間近ですごく心配してたり、ってことが、話の全体を少しだけ息苦しくしている。でもそれは、昔、隠れて家を抜け出して、夜の町を歩いていた気持ちとおんなじだろうなって思って、しみじみ良かった。続編希望、っていうか第1巻だと思ってた。2017/07/26