人工知能が人間を超える シンギュラリティの衝撃

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人工知能が人間を超える シンギュラリティの衝撃

  • 著者名:小池淳義
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • PHP研究所(2017/07発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569836003

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内容説明

本書の著者は、日立製作所やトレセンティテクノロジーズなどで、40年の長きにわたり半導体の開発に携わり、「ムーアの法則」をリアルに体現してきた技術者である。さらに現在、サンディスク日本法人の代表取締役社長であり、米国ウエスタンデジタルコーポレーションの上級副社長も兼任している経営者である。人工知能(AI)が人間を超える日である「シンギュラリティ」。半導体がさらに圧倒的な技術革新を遂げることで、今より膨大な情報を蓄積し、高速で処理していく事ができるようになると、著者は考えている。その上で、次のようなことを述べる。「AIを搭載したマシーンは成長するにつれ、人間からの指示に疑問を抱き、作業の目的とゴールは何かと質問してくるだろう。進化したマシーンはさらに究極のゴールを尋ね、人間に聞くことが正しいかどうかを、判断するようになる」「マシーンが納得するような崇高なゴールを持ち、かつその姿勢を絶えずマシーンと共有していれば、人類が滅びることはない」本書の前半では、シンギュラリティ社会のイメージを、プロの視点から読み解いている。それを受けて後半では、「AIに負けない人間」になるために、チャレンジすべき行動と思考について、具体的なノウハウを記している。技術者出身のシリコンバレー系経営者が書いた、異色のオピニオン書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まっちゃん2

5
図書館:タイトルがちょっとねぇ、内容と合っていない。シンギュラリティの話は15%くらいで、他は著者の回顧録であります。回顧録としてはそこそこよめるんですが金払って読むほどのこともない。2019/11/28

Mik.Vicky

5
シンギュラリティ内容よりも、自慢話とも思える著者の生き方のほうが印象に残った。著者と友人が超エリートという事はよくわかった。ところでやはりテクノロジーの発達はものすごい、人間を凌駕するジャンルはますます増えるだろう。その時の世界がどうなっているのか、不安・楽しみ入り混じった期待がある。2017/09/20

二階堂聖

5
シンギュラリティとは技術的特異点、AIが人類の知能を超える時点のことらしい。そのシンギュラリティがくるのは2045年。最終的には人が死ななくなるという話、機械が人間を奴隷化する話と前半はまさに衝撃の数々。なのに中盤前から急に著者のこれまでの人生と思いの話に…。あまりに何もなく話が著者自身の話になったので、それにも衝撃。ただ、著者のかっこよさに強烈に興味がわく。『マシーンが成長するとともに、人間からの指示に疑問をもって質問してくるだろう。「この作業の目的とゴールは何か」と。(P12)』2017/09/10

むらり

4
内容はサンディスク社長である著者がレイ・カーツワイルのシンギュラリティに関する著書を読んで衝撃を受け、シンギュラリティ時代に生き残るための知恵を、著者の経験などから論じている。いわば自己啓発本であり、自伝(自慢本?)でもある。しかし、著者の経歴を全く知らなかったので楽しく一気に読めた。なお、シンギュラリティについて触れているのは第一章くらいで、他の章はほぼ自伝となっていて、「シンギュラリティ」という言葉を所々に散りばめるも文脈に合っておらず、ただ無理やり言葉を挿入した感が歪めない。 2017/11/04

ベル

3
技術的な話ではなく、筆者の経験に基づいた自己啓発系の本 シンギュラリティ(技術的特異点)は必ず起こる これは間違いないことだと、自分も思う。 その時にいったいどういったことが起こるかは正直全くわからない。 ただ、基本的に技術の発展は人間にとって都合が良くなるようになるはずなので、もしかしたら労働に対する概念が根本的に変わるのでは無いだろうか。 その時に大切なのは、「自分らしさ」「自分の信念」そういったものがなければ、時代の変化についていけなくなるだろう。 私もそういったことを大切にしていきたい。2020/10/01

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