内容説明
知っていますか?
教えていますか?
この残酷な国で生き延びる知恵と方法を。
日本のこと、お金のことを知り、現実をよく見て、変化するのだ。
大事なのはテクニックではない。明日からの生き方だ。
「……すでにあなたの子どもたちは、
生まれたときから借金まみれで、
学校に行くお金もなくて、
仕事に就いても給料が安くて、
結婚もできない、将来の年金も期待できず、
それで老親の介護に追われる……。
これらは、すでに決定している事実です。
じつに残酷な将来が待っているのです。
そして、あなたの明日も……、
同じように残酷かもしれません。
(本文より)」
「年収1億円」シリーズ累計40万部のカリスマFPが、
数字的根拠とともに、これからの「新しい生き方」を示す!
13歳から知っておきたい、日本とお金の衝撃の真実!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
107
★★★★飽食の国日本。先日来ワイドショーで廃棄食品の横流しが話題になっています。そして…この事件での健康被害は今の所0です(2016年1月現在)その日本で、廃棄される食品は、生産される米の量とほぼ同じなのです。何かが違う、分かっていても他人事の毎日。他人事でなくリアルに感じるために、日本の人口1億2700万人を100人の村に縮め解説しています。そして今この村は、存在しているのが不思議な程の借金にまみれています。目を背けたくなる現実をやっとの思いで読みました。それが第1章。まだ間に合う必ず間に合う!2016/01/26
かおりんご
40
残酷という言葉が適切なのかはわからないけれど、今の日本の経済視点で、ずばっと切り込んだ感じがします。二極化しつつあるのに、一億総中流という感覚はいまだ拭えず。貧困問題や福祉問題を考えていかなければと思います。中学生、高校生辺りから。2016/08/23
ひらちゃん
36
目を背けたくなる事実ばかり。子供達に借金を押し付けたままこの国の将来が不安だ。見て見ぬ振りをして過ごしてきたツケが回ってきている。自分達の老後でさえままならないのに子供を欲しいと思えないのも当然。いつの頃だったか漠然と将来が不安になった時期があった。あれからどんどん悲観的に思えて仕方が無い。お金に縛られずに変えていく。まだ間に合うなら、いやまだ間に合うと信じて見直さなければいけない。でないと子供達の未来がない。2016/02/21
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
34
今のままだと残酷な未来が待ち受けているのは良く分かりました。第1章の数字関連は特に興味深く読めました。2016/02/10
リノン
31
日本を100人の村に例えた話。似たものを聞いたような。残酷っていうより、悲惨な感じ。私が気になったのは「100人中小学生は5人、中学生3人、高校生3人、大学生は2人」子供は少ないですね。村の借金、貧困、奨学金返済苦、虐待、老老介護、食品ロスなどデータと共に今の問題点がズラリと分かりやすく書かれています。最終的にお金って何?の話になります。「あなたが本当に欲しかったのは、お金そのものではなく、お金がたくさんあるときの安心感」確かにね。たくさんあった時なんてないけど。「自分の強みを知って、お互いを高め合おう」2016/01/29