富士見L文庫<br> 時をかける社畜

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富士見L文庫
時をかける社畜

  • 著者名:灰音憲二【著者】/はしゃ【イラスト】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2017/07発売)
  • 天高し!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~10/6)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040723587

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内容説明

会社員の恵太は、曜日の区別もつかないくらい忙しい毎日を送るうち、本当に時間がループしていることに気づく。ということは永遠に仕事が終わらない!? ――読んだ後、きっと胸が熱くなる。“今日”を働く人々の物語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかだ

54
タイトルに惹かれて手に取った。ブラック企業で働く社畜が時間のループから抜け出せなくなる。金曜日の次が1年前の月曜日で休みが延々と訪れないという想像するのも恐ろしい設定。実際そんなことになったらこの人過労死すると思う。過去を変えることで未来がおかしくなってしまうというお約束のパターンなんだけど、死んだ同僚が良い人過ぎて、主人公が恋人を選んだ時には腹立って仕方が無かった。でも、未来をより良いものにする為何度も何度でも奮闘する主人公をいつの間にか応援していた。2018/01/24

うまる

25
時間物×お仕事。土日が休日の会社で、金曜に退社しようとすると月曜の出勤したてにタイムリープするお話。今までこんなに恐ろしいタイムリープを見たことがあっただろうか…。そんなひどいループというか連続勤務の話ですが、全体的には労働者応援という感じで、スッキリする読後感。代わり映えのない日常の繰り返しでも、同じところをグルグルしてるのではないってとこが沁みました。タイムリープする原因がアレというのは社畜物語にピッタリで笑ってしまいます。日曜に読んだので、また明日からがんばろうという気になりました。2019/05/26

sakadonohito

17
タイムリープものx社畜。金曜夜にタイムカード押して退勤した直後に時間が飛んで月曜朝の出勤になってるとか控え目にいっても地獄。仕事ばかりで日々同じような1日を過ごす人生に一石を投じる作品ということなのでしょうか。最後はハッピーエンド。2022/12/21

た〜

11
土日が無くなった社畜が残業代として25%割増の未来を求める話。同じような日常の繰り返し、と思っていたらほうとうに同じ日々を繰り返していた!?で、やっとの思いでループから脱出しできたと思ったら・・・ 面白くはあるけれど、伏線なのかそうでないのかはっきりしない場面が散見するのでちょっとすっきりしないような。親友くんが善良すぎて現実味に欠けるかも2020/06/19

しらたま

5
移動時間の軽い読み物として購入。社畜が時をかけてどうするんだろ?という疑問で購入したけれど、最後まであまりキャラクターを掴めないまま終わってしまった(・・;)社畜が時をかけて未来を変えるべく奮闘するある意味タイトル通りのストーリー。なんというか心の持ちよう的な所が大きくて、いい感じにフワッと終わったけど……社畜は社畜のまま???2017/09/06

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