内容説明
アイドルのゴシップに、未解決の通り魔事件――伝説的スクープを出してきた週刊永冬編集部。そこに配属された上原岬を待っていたのはゲスな激務だった! 毎日がんばる編集ガールの、なりふりかまわぬお仕事小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三代目 びあだいまおう
233
ジャンルは大好きなお仕事小説、しかも本の編集にまつわるお話。サクサク読めてライトな印象。絶頂アイドルグループセンターの突然の宣言や、それに振り回される関係者と、そこをネタに部数拡大を狙う出版社の裏戦争。ウソとズルさを嫌う主人公も仕事のために染まってゆく。そこには、しがみついてでも成し遂げたい過去の事件に関する目的が!業界の結構ダークな一面が出てきたり、そこにミステリー的な要素が絡んできたり、骨組みには興味津々!面白くないはずがない?でも残念ですが私には薄いな~。途中からの期待値高すぎてちょっと残念‼️🙇2019/11/04
papako
59
電子書籍のセールで。ある理由から週刊誌の編集部に入った新入社員岬。着々と仕事をこなして、目的を果たそうとする。下衆で下世話な週刊誌だからわかるんだけど、下品で露悪的なのがちょっと合わなかった。いろいろなんだかなぁと思うところがあり、楽しめませんでした。安全ピンで人の耳刺すとか、思わせぶりな告白とか。。。2019/11/08
たるき( ´ ▽ ` )ノ
38
いやー、これはちょっと・・・想像してたのとかなり違った。面白かったけどハードすぎる。たぶん再読はしない。読み応えはあった。2018/07/22
coco夏ko10角
29
表紙と内容紹介から編集のお仕事を扱ったさくさくライト文芸…と思って手にしたら、まさかの~!といった感じ。すごく面白かった。特別文字数多いわけじゃないのに内容ぎっしりしてるなぁ。富士見ラノベ文芸大賞金賞受賞というのも納得。2018/01/03
ニゴディー
14
惜しい。 素材(設定や展開)自体はとても良いが、なぜこんな調理をしてしまったのか。 文章が軽めだからか、それに合わせた表紙やタイトルなど、完全に「軽いお仕事小説」という方向性にしちゃってる。 この作品は文章をもっとしっかりとしたものにしてリアリティを出しながら人物などを掘り下げつつ少し重い感じ仕上げておけば…。 本当に勿体ない。2021/01/04