【電子限定おまけ付き】 ぼくのほんとうの話 - 本編

著者名：うさきこう

幻冬舎コミックス（2017/07発売）

• ISBN：9784344840249

内容説明

ゲイでＢＬ漫画家のうさきこうが、自身の少年時代の〈初恋〉について紡ぐコミックエッセイ！　ゲイでＢＬ漫画家のうさきこう。可憐なビジュアルでも注目を集める彼が、自身の少年時代の〈初恋〉について紡ぐコミックエッセイ！　二年生から三年生に上がるクラス替えの日。その日は、漫画や児童書やゲームが好きな内気な男の子・こう君にとって「運命の日」になった。同級生の男の子に一目惚れをしたのだ。「これってフツウかな？」「男の子が男の子を好きになるなんて聞いたことないよ」――誰にも言えない「初恋」は、こう君をどきどきさせて、そわそわさせて、そしていつも俯かせてしまうのだが……。１０歳で自身のセクシャリティに気づくこととなった著者・うさきこうが、そのきっかけである初恋について、瑞々しく優しい筆致で綴るコミックエッセイ。幻冬舎ｐｌｕｓにて配信されて話題を呼んだ全１４話に描き下ろしエピソードもたっぷり収録し、待望の単行本化！！　電子限定おまけ付き！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[4/123]

自画像が1990年代のBLチックな絵柄で御本人顔だしアリ、という事で作者はきっとすげぇナルシズムの強いお方なんだろうな¨¨¨と思いながら読んでいて若干引っ掛かりを感じて検索すると、ああ！！！この人！！！新井翔(著作・性別がない等)の！！！と非常に驚かせて頂きました。そうかそうか¨¨¨なんか凄い納得したわ¨¨¨しかし江崎びす子といい最近こういったジェンダーレス男子みたいな見た目の方増えましたね。

2017/08/09

[Lazy Girl]

コミックエッセイではなく作者の小学生時代の実話をもとにした漫画です。懐かしの少女漫画のようなタッチで少年の心の動きを描いているので柔らかい印象。まだまだ差別と偏見の多いＬＧＢＴですが、多くの人（特に若い世代）の理解を得ることでより自由に気持ちをアピール出来れば良いなと思います。

2017/10/09

[さめ]

少女漫画みたいに甘くて、優しくて、切ないおはなし。読んでいて胸がきゅうっとなりました。読めてよかった。

2018/01/08

[かやま]

買うまで知らなかったけどアシスタントのこう君だったとは。友達に恵まれてるね。サナギを捨てるところは作ったのかというくらいに出来ていた。作者同世代かも。

2021/07/31

[しいのみ]

男の子が男の子を好きになる。 水の中で息ができなくなるような、常にうつむいて過ごしてきたのかと思うととても胸が痛みます。 最後に駅まで迎えに来たパートナーと、手をつなぐシーンに、どうか幸せになって欲しいと涙が出ました。

2020/12/25