講談社文庫<br> 都知事探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ

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講談社文庫
都知事探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ

  • 著者名:天祢涼【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 講談社(2017/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062936583

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内容説明

弁舌巧みなイケメン元国会議員・漆原翔太郎は国民人気を武器に東京都知事へ転身をとげた。だが都議会襲撃予告、ゆるキャラ殺害など五つの難事件が都政を揺るがす。問題発言が続き支持率急落の漆原とマジメすぎる秘書・雲井が真相を暴くとき、東京が、そして日本が変わる!? ラスト一行まで目が離せない、笑ミス(=笑えるミステリ)連作短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

63
シリーズ続けて。都知事になった翔太郎。今度はどんな裏があるのか?総理や電力会社の社長、大使などと騒動を起こすも、最後には総理の無茶な計画を未然に阻止した!振り回される雲井さん、モテモテだけど、早く老けそう。さてさて財部女史に一言が気になるし、都知事の次は?続編あるのかしら?気になる!議員探偵よりもちょっとひねりすぎな部分もあったけど、サクッと楽しめた。2018/03/30

ゆきちん

37
シリーズ②前巻ラストのひっくり返しで得た圧倒的な支持率を武器に国会議員から都知事に転身したイケメン世襲議員の漆原翔太郎。予想もつかない言動でしっかり問題を納めて行くのに、相変わらずのビックリ発言で着実に支持率を下げて行く。そしてラストは…語り手は変わらず翻弄されるイケメンはサムライ秘書の雲井。彼がモテすぎると言うのがわかった一冊。そしてやっぱり翔太郎がバカか天才かわからないと言う。都知事の次は何だ?何かしでかしてくれそうで、要注目。2018/04/20

マッちゃま

22
シリーズ第2作。ってか、次作も出てほしいユーモア連作短編ミステリ。議員を辞職して都知事となった翔太郎。またしても おバカ都知事ぶりを周囲に見せて味方まで欺き(笑)巨悪を叩き斬る…ような感じ。まあ〜何も考えず楽しく読めました。こういうのって嫌いじゃないので「大臣探偵 漆原翔太郎」みたく、庶民じゃ知らない政治の裏側を痛快に暴いていって、いつかは「総理探偵 漆原翔太郎」なんてのも悪くない。しかし、そん時の巨悪とは…もしかしたら国家間の陰謀か?北か?中か?米か?いやはや怖い怖い(苦笑)2017/06/05

きょん

19
90%の得票で支持率70%からどんどん下げていくのが可笑しい。連作短編其々はさほど凝ったトリックでもないけど、最終話で有機的につながっていく展開にワクワクする。2017/06/19

トリプルアクセル

14
社会問題を描きつつも、コメディ要素満載で楽しく読んだ。そこに本格ミステリ要素を違和感なく溶け込ませている所が凄い。軽めのミステリーだと見られがちな作品だが、何気ない描写やギャグなども伏線になっており、非常に技巧的。もっと評価されて欲しい、素晴らしい作品だと思う。おすすめ!2018/04/14

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