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内容説明
生産性を上げられるリーダーは、「見えないところ」で何をしているのか? マッキンゼーで14年間、徹底したスピードで自分だけでなく部下に結果を出させ続けた、チームと自分の成果を「速く出す」マネジメント術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
11
チームを引っ張るリーダに求められるスピード感を持った業務の進め方について、その方法と考え方が記されている。強い組織には個々の能力の向上が求められる。上司は、仕事全体を俯瞰し即断即決することが求められる。部下を甘やかすのではなく、何が能力を引き出すのかきちんと観察し育てることが重要。組織として生産性を上げるためには、残業を減らし時間内に終わらせる意識の改革が大切。そして残業を減らすためには計画的で具体的な行動が必要。人事や総務を巻き込んで会社の制度を変えることも視野に入れた方策はなるほどど思う。2021/06/01
ざっく
8
ゼロ秒思考の人の本。成果が出せるなら残業せずに帰ることはできるだろうけど、成果が出ない中残業をしないで帰ることは難しいところ。個人で文化を変えるのは、相当厳しいところがあるとは思う。この本がリーダーに向けた本だとすれば、できないこともないのかな。仕事はどうしても増えてしまいがちだが、仕事を減らす方向にシフトするのは大事か。今の仕事は、仕事量が少なく、残業なしで帰ることができるのも、当たり前ではないと実感する。ボールを受けたらすぐに投げ返すこと、仕事を短縮するノウハウを溜め続けることを習慣化していこう。2021/10/25
葉
4
会社での長時間労働の悪影響が家庭にも及ぶという。残業ゼロを実現するために、素早く行動できる組織づくりが必要という。仕事は行ったり来たりするものという日本企業の実態を憂いているが、非常に共感できる。時間に制約がある方が人材採用や活用が効率的。後継者を3人ほど常に置いて競争心を植え付けるべきだという。キーパーソンや特定事項のコントロールについても書かれている。2017/09/15
でち
3
全力で1分1秒を短縮できるような仕事の工夫をしているかというようなミクロな話から、組織としていかに生産性を上げる改革をしていくかというマクロな話まで、アイディアの宝庫のような本でした。 やはり赤羽さんは本気度が違う、昨年あたりからよく読んでいますが、本気で日本を変えるため、世界で生き残っていくためには何が必要かを考えさせられる本でした。2017/12/27
ポップ430
3
大企業向け経営者向けかな。2017/11/25