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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
40
プレゼンは、自分が言いたいことを自分が思う通りに伝えるのではなく、聞く側の人が聞きたいことを、聞く側に受け入れられるように伝えることが肝心だ。 日本人の感覚からすると、プレゼンを聞いてくれる全員にまんべんなくアイ・コンタクトをして語りかけるのが正解かと長年思っていたし、GEに入るまではそのように実行してきた。しかし、認定研修で「全員に均等に話しかけてはいけない」、「第1と第2意思決定権者に全体のエネルギーの50~60%を注げ」と言われたときは、キョトンとしたというが優先順位を付ける考え方はとても合理的だ。2019/12/08
のんぴ
13
聞き手にとってメリットのあるプレゼンでなければ聞いてもらえない。人は左方向を見ると過去のことを考えてしまうので、意思決定者にはスクリーンに向かって右側か、正面に座ってもらう。最初の1分で主題(問題、解決策、想定される効果)をコンパクトに(例:いま進めているプロジェクトで、来年度は3億円の増益が見込めるとしたら、どのような手段が考えられるでしょう)聞き手の視点で問題意識を共有。現状の問題に対する解決策やあるべき姿とのギャップを提示、情報を整理して主張の裏付け。解決策を講じた場合のインパクトと次のステップ。2019/04/08
takam
11
プレゼンの目的定義から準備、発表時の注意すること、質疑応答への対応から幅広く網羅されている。プレゼンを仕事としてやる機会が多い人にとっては良著だと思われる。一つ一つのトピックが分かれており、どこから読んでも良い構成になっており、辞書的に読んでも良いかもしれない。2019/12/16
けん
7
【★★★★☆】何を伝えるかが重要。またプレゼンには次の点が必要。聞き手の分析・メッセージ構築・スライド構成・伝え方の工夫。自分のものにする為にまた読もう。2019/03/03
sheemer
6
レビューのために流し読みした。後からきちんと読む価値がある。TEDxプレゼンテーションを指導していたNancy DuarteさんのSlideologyという本がある。あちらで書かれていたTED的な「語る」プレゼンでの、「オーディエンス側から考える」というプレゼンの本質は本書でも掴まえられていて、その部分はまあ同じといってもいいが、本書の方はさらにビジネスプレゼンテーションとして聴衆を説得する、行動を促すためのアクションが詳しく書かれている。その観点が重要なひとには価値の高い本。お薦めできます。2019/03/20