マンガでやさしくわかる学習する組織

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マンガでやさしくわかる学習する組織

  • ISBN:9784820719717

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内容説明

□部下のやる気が引き出せない
□部下とのコミュニケーションがうまくいかない
□チームがぎくしゃくしていてまとまらない
□チームの成果が個人の総和を下回っている気がする
□これまでの自分の仕事のやり方に限界を感じる
こうした人と組織の問題を乗り越え、人とチームが成長し続けるヒントを与えてくれるのが「学習する組織」。
学習する組織とはMITの上級講師ピーター・センゲが提唱した組織開発のアプローチです。
1991年に提唱されて以来、アメリカをはじめ世界的に注目され、その理論は、海外ではインテル、シェル、ナイキ、フォード自動車など、国内では、日産自動車、リクルート、トレンドマイクロなどで導入されています。
ピーター・センゲが著した原著『学習する組織』は、「21世紀の経営を変える名著」として、世界中の経営者、現場リーダー、組織変革を担う担当者たちに読まれ続け、世界で250万部超のベストセラーとなっています。
本書は、そんな学習する組織のエッセンスを、マンガで解説した入門書。
一見、複雑に思われる学習する組織を、はじめて学ぶ人にも分かりやすく伝えることが本書の目的です。
マンガの舞台は、とある不祥事報道をきっかけに組織変革の必要を迫られた企業。
主人公の永倉由香は、経営企画部の一員として会社の新たな体制・方針を工場で説明することになりますが、思わぬ猛反発に遭うことに。
会社の立て直しのためにも、現場の社員たちの納得を得たい由香。
そんな時、「学習する組織」と出会う────。
「一人ひとりの潜在的な能力を引き出し、成長を促すこと」
「組織・チームが力を発揮し、成長を続けること」
これらを相乗的に実現する「学習する組織」。
主人公は、どのようにして個人とチームの成長を促すのでしょうか。
組織変革ストーリーと事例を補完し、理解を深める解説文のサンドウィッチ形式で、マンガを楽しみながら「学習する組織」のエッセンスがつかめます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とーんぷーん

16
原書の方は600ページぐらいあるので、まずはこちらから。中核的な3つの学習能力とそれぞれに紐付いた5つのテーマについての概要がよくわかった。特にシステム思考は今の仕事のオペレーションにも当てはめてみたいな。今、「学習する組織」入門を読んでいて、この漫画の事前知識があったのですごくすんなりと本の内容に入れて、しかも漫画よりも詳しくなっている。もとネタを理解するために一番始めに読む本としてはとてもいいと思います。Webであるらしいので今度ビールゲームをやってみよう。 2021/08/09

くろねこ

6
勉強になったのは氷山モデルのところかと思いました。 出来事➡︎時系列パターン➡︎構造➡︎メンタルモデル 考察を深めて物事を捉える必要があるかなと思いました。 「40歳が社長になる」の本もありましたが、現場が先陣を切り新たな価値を生み出していく時代がくるのではと再認識しました。 強く価値を見出せる組織を作ることが大事だと感じました。2017/08/13

せっかちーぬ

5
しまった。読みかけを職場に置いて来てしまった。てな訳で、読みかけ部分から後ろは「学習する組織入門」で補充。自分だけ意識高くても、組織に染み込まないと、全体は動かない。ガリガリ言ったら反感を生んで、さらに動かない。相手の課題を引き出し、対話を突き合わせ、発展できるラインをみつけるということかねえ。意識高い人は、はじめは妥協なのかな。でも、別の課題では、真逆の立場にもなりうるな。歩み寄りと対話に行き着くのかもしれない。難しかった。2018/03/10

森田裕之

5
ピーター・センゲの『学習する組織』をいきなり読むのは少し辛いかと思い、まずは全体的な概要だけでも知りたいと思って読んだ。「マンガでわかる」とあるが、実際の理論的な説明は文章で解説されている。まだ何となくではあるが、3つの中核的な学習能力(複雑性を理解する力、共創的に対話する力、志を育成する力)や「システム思考」、「メンタルモデル」、「自己マスタリー」といった概念とそれらの関係について、ごく大まかに把握することができた。でもまだまだ十分理解したとは言い難いので、次は本家の著作に挑戦しようと思う。2017/09/26

まさき|SNS採用に強いフリーランス

4
ずっと気になっていたピーター・センゲの『学習する組織』。同書はなかなかの分厚さなので、まずは本書で要点をつかむことに。「システム思考」について知れたのがよかった。そこでは、あるものごとを”点”で捉えるのではなく、それを取り巻くものごととの相互関係から捉える。これと対比関係にあるのがロジカル思考。そこでは、ものごとを「分解」して「静的」に捉える。いわばロジカル思考は「西洋的」、システム思考は「東洋的」といえるらしい。本書を組織変革に活かすイメージはまだ沸かないけれど、個人のあり方を変えるヒントにはできそう。2019/08/11

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