一迅社文庫アイリス<br> 月と羊と吸血鬼 ねじれた世界の聖乙女

個数:1
紙書籍版価格
¥649
  • 電子書籍
  • Reader

一迅社文庫アイリス
月と羊と吸血鬼 ねじれた世界の聖乙女

  • ISBN:9784758044011

ファイル: /

内容説明

辺境でさらわれ、ヴァンパイアの契約者候補を集めた学院に入学させられたルナ。そんな彼女に救いの手を差し伸べてくれたのは、紫の目を持つヴァンパイアの青年貴族・カイエンだった。故郷に帰るため犯人捜しをすることになるけれど、彼がルナだけにみせる優しさに心が揺れてしまい…!? 人間は吸血鬼に心を許してはいけない。それなのに惹かれる気持ちは止められなくて――。幻の血の乙女と吸血鬼の貴族が織りなすラブファンタジー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

でんか

10
けっこうすきなかんじ。文章読みやすいです。吸血鬼モノ+オリジナルの設定があるのですが、特に設定でわかりにくいこともなくすいすい読めました。ヒロイン・ルナはまっすぐで気丈なお嬢さん、攫われて吸血鬼の支配する学園に放り込まれたりしますが、そこで学ぶべきことを学び(それで読み手にも設定が分かる)・友人を作ったりと結構順応できる生存スキルの高さがあってよいです。ヒーロー・カイエンは、大人なイイ吸血鬼です。ちょっと最後の方の色々タガが外れかけて、ルナと距離を詰めてくる辺がなおよろしい。面白く読了。2017/10/29

文吾

7
★★★/作家読み。エロなしの少女小説。ヴァンパイアに誘拐された幻の血を持つ一族の少女ルナ。そしてルナを危機から救うヒーローはかつて祖母に恋していた600才の吸血貴族、と設定は楽しめた。やたら古臭い考えのヒーローでしたが600才だしね。最後は祖母に焼き餅焼きまくってたルナの思いが成就するかと思いきや「20才になったら」だって。続きはなさそうだけど出たら読むかも。楽しく読了です。2021/09/19

ちはや

7
終わったようで終わってないよね(笑)主役になれそうな面々多々。一組はベーコンレタスになるけど(笑) ゲイル可愛かった♪チビさんもね。ペロンペロンな影狼って、紙を狼型に切った感じよね。表情も動くし、話もするけど(笑)2013/01/31

のんたん

6
吸血鬼についての設定が細かくて興味深かった。いろいろな個性豊かな吸血鬼がいるので、もっとこの世界のお話を読みたいなぁ。2人のこれからも気になるし。2015/08/01

雨蛙

6
かなり凝った世界観で単発だともったいないぐらいおもしろかったです。今度の主人公は片付いたから、次があったら別な吸血鬼と人間の話を呼んでみたいです。2013/01/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5731792
  • ご注意事項